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12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた男子1回戦で土浦日本大学高校(茨城県)と県立能代科学技術高校(秋田県)が対戦した。
今大会屈指の好カードとして注目された一戦は、立ち上がりから一進一退の接戦となった。第1クォーターは能代科技の関口創介と中野珠斗が連続得点で魅せ、2点リードの24-22で終えると、第2クォーターは一転、土浦日大の深澤桜太がスコアリーダーとしてチームをけん引。最大9点あったビハインドを38-38の同点に持ち込み、ハーフタイムに突入した。
すると、タイスコアで迎えた後半立ち上がり、土浦日大が7-0のランで好スタートをきり、そのまま主導権を握った土浦日大が第3クォーターだけで23-15とリード拡大。開始3分で2ケタ点差がついた第4クォーターは、能代科技も伊藤賑一の連続3ポイントなどで食い下がったが、最終スコア87-72で土浦日大に軍配が上がった。
歴代最多20度の優勝を誇る能代工業の系譜を引く能代科技は、キャプテンの中野がチーム最多23得点と存在感を示したものの、今大会最多となる5年連続47度出場の名門・土浦日大に阻まれ初戦敗退。学校名が「能代科学技術」となってからは、3大会連続で出場を果たしたが3大会連続の初戦敗退となった。
勝利した土浦日大は、深澤と大川亜哩、齋藤翔太の3選手が20得点超をマークし、オフェンスをけん引。キャプテンの北條勇吹は速報値で15リバウンドを記録するなど、球際の強さが光った。次戦は25日に東京体育館・ENEOSコートで行われる第3試合。鳥取城北高校(鳥取県)とベスト16入りをかけて激突する。
■ウインターカップ2023・男子1回戦
<武蔵野の森総合スポーツプラザ・京王百貨店コート>
土浦日本大学 87-72 県立能代科学技術
土浦|22|16|23|26|=87
能代|24|14|15|19|=72