2017.11.03

「私たちも日本代表!」日本代表をバックアップするAKATSUKI VENUS15名が決定!!

バスケットボールキング編集部。これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

 11月3日、アリーナ立川立飛(東京都立川市)において、バスケットボール日本代表 オフィシャルチアリーダーズ「AKATSUKI VENUS」のトライアウトが開催された。この日、一般応募の中から一次審査(書類・ビデオ選考)を通過した32名が集結。基本テクニカルチェックの後、ダンス審査(オリジナルダンス、トライアウト審査用ダンス)を経て、『FIBAバスケットボール ワールドカップ 2019 アジア地区1次予選』で日本代表を熱くサポートする15名が決定した。

アリーナ立川立飛でオーディションを開催

AKATSUKI VENUSトライアウト合格者一覧
Maria(横浜ビー・コルセアーズ
Momoko(オールスタープロチアリーダーズ)
Mizuki(アースフレンズ東京Z
Ayano(オールスタープロチアリーダーズ)
Fuka(アースフレンズ東京Z
Maki(横浜ビー・コルセアーズ
Yukimi(オールスタープロチアリーダーズ)
Natsumi
Sayaka(横浜ビー・コルセアーズ
Yuko(千葉ジェッツ
Kaori(栃木ブレックス)
Monomi(千葉ジェッツ
Ayumi(千葉ジェッツ
Kei(元NBA Oklahoma City Thunder)
Keiko(元サンロッカーズ渋谷
※名前は公式チアネーム、カッコ内は所属チーム・経歴等

 トライアウトの審査員で、このプロジェクトのディレクターを務める一般社団法人プロフェッショナルチアリーディング協会の松田華衣氏は、「フィリピン戦でのユニフォームも決まっていて、クールで情熱的なイメージのパフォーマンスを予定しています。そして日本のオリジナリティもお見せできれば」と語り、「ぜひとも選手の皆さんには勝ち上がっていただき、日本を代表するチアの活躍する場が増えていくことを楽しみにしてます」と、日本代表にエールを送った。

 アースフレンズ東京Zのチアメンバー『Zgirls』のディレクター兼リーダーFukaさんは、久しぶりのオーディションに緊張は隠せなかったという。

「今回のオーディションでは出し切れない部分もあったので、ダメだと思ってました。受かったからには皆さんに後れを取らないよう精一杯頑張ります。24日のフィリピン戦では初めてバスケットボールの観戦にいらっしゃる方もいるかもしれません。なので、皆さんで楽しんでいただける雰囲気を作りたいと思っています。私たちも日の丸を背負ってパフォーマンスするのですから、責任感を持って臨みます」

アースフレンズ東京Zはもちろんのこと、それ以外のサポーターからも人気が高いFukaさん

 千葉ジェッツと初の専属契約を結んだAyumiさんは、バスケ以外のチア経験を持つ方たちからも多くの刺激を受けた。

「Bリーグができて、バスケの盛り上がりを肌で感じているので、チアリーダーとしてもっと盛り上げるお手伝いができればと申し込みました。選手の皆さんが代表入りを目指すように、チアもこれからはこのように代表入りを目指すようになるかもしれません。サポーターの皆さんと一緒にチームを後押しする空気を作れればと思います。それにしても、今回のオーディションはとてもレベルは高かったです。とても勉強になりました」

チアリーダーの専属マネジメント契約は日本プロスポーツ界初の試みということで話題を呼んだAyumiさん

 NBAオクラホマシティー・サンダーのチアリーダーチーム『Thunder Girls』で活躍された経歴を持つKeiさんは、Bリーグが立ち上がったことで、日本のチアのレベルが上がったことを感じたトライアウトだったとコメント。

「アメリカから日本に帰ってきて3年がたちますが、今回、日本代表を応援できる機会があるというお話を聞き、『これはやるするしかない』と、感情的になって応募しました(笑)。それに現在、日本サッカー協会さんの「JFAこころのプロジェクト」で、夢先生として日本各地の小学生と交流の機会をいただいているのですが、その子たちに夢を与えたいとの思いもあり応募しました。久しぶりのパフォーマンスとなりますが、24日の本番まできっちりと仕上げたいと思います」

本場アメリカでも評価が高かったKeiさんのパフォーマンスを日本でも見られる

 この日結成されたAKATSUKI VENUSの初お披露目は、11月24日、駒沢体育館で行われるフィリピン戦。彼女たちがきっと男子代表を後押しして、1次予選の初勝利に導いてくれるはずだ。

文・取材=入江美紀雄

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