2022.08.24

U18日本代表、W杯出場権を獲得…チャイニーズ・タイペイを下してアジア選手権4強入り

19得点をマークした八重樫ショーン龍 [写真]=FIBA
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 8月24日にイランのテヘランで「FIBA U18アジア選手権大会2022」が行われ、U18男子日本代表がU18チャイニーズ・タイペイ代表との決勝トーナメント準々決勝に臨んだ。

 日本はジェイコブス晶横浜ビー・コルセアーズ)に代わって轟琉維(福岡第一高校)が先発に入り、湧川颯斗(福岡大学附属大濠高校)、小澤飛悠(中部大学第一高校)、川島悠翔(福岡大附属大濠)、八重樫ショーン龍(仙台大学附属明成高校)とともにスターターを務めた。

 八重樫の3ポイントシュートで先制したものの、0-7のランを許して追いかける展開。川島を中心に追い上げると、同点で迎えた第1クォーター残り1分12秒から星川開聖(洛南高校)、湧川が連続得点を挙げ、17-12と5点のリードを奪った。

 第2クォーターは立ち上がりから星川、境アリーム(開志国際高校)の2人で8-0のランに成功。一時1ケタ点差まで詰め寄られたが、小澤や八重樫の3ポイントなどで突き放し、42-29とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

14得点9リバウンドを挙げた川島悠翔 [写真]=FIBA

 第3クォーターは開始約5分間で6得点しか奪えず、48-41と再び1ケタ点差に詰め寄られた。それでも、小澤の“3点プレー”で盛り返すと、ファウルがかさんだ相手に対して川島のフリースローなどで加点。さらにラストプレーで山田哲汰(白樺学園高校)がダンクを叩き込み、63-44とリードを広げた。

 最後の10分間はベンチメンバーを起用しながら、最終スコア76-60で勝利。準決勝進出を決めるとともに、アジアの上位4チームに与えられる「FIBA U19ワールドカップ」の出場権を獲得した。

■試合結果
日本 76-60 チャイニーズ・タイペイ
JPN|17|25|21|13|=76
TPE|12|17|15|16|=60

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