2023.12.16

白鷗大がインカレ男女アベック優勝に王手…脇真大ら2ケタ得点挙げ筑波大との激戦制す

白鷗大の脇真大がチーム最多得点で決勝進出に貢献[写真]=兼子愼一郎
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 12月16日、太田市総合体育館で『第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023)』男子準決勝の第1試合が行われ、白鷗大学(関東1位)が84-76で筑波大学(関東7位)に勝利し、3大会連続の決勝進出を決めた。

 第1クォーターから27-27と点の取り合いになった一戦は、白鷗大が1点ビハインドの46-47で前半を終える互角の戦いに。それでも、ハーフタイム明けの第3クォーターに攻守でリズムを掴んだ白鷗大が一歩前に出ると、第4クォーター立ち上がりに8-0のランで好発進。2桁点差をつけた試合時間残り1分にミスが絡む連続失点もあったが、最後は84-76で逃げ切った。

 2年ぶり2度目の全国制覇に王手をかけた白鷗大は、脇真大がチーム最多16得点を挙げ、佐藤涼成と陳岡流羽も2ケタ11得点をマーク。9得点10リバウンド3ブロックを記録したモンガ バンザ ジョエルの奮闘ぶりも目立った。

 白鷗大は10日に閉幕した女子も優勝しており、これでインカレ男女アベック優勝に王手。日本体育大(1969年、1978年、1981年、1989年、1990年、2001年)と筑波大(2015年)に続く偉業に“あと1勝”としている。

 一方、敗れた筑波大は、小川敦也が21得点9リバウンド6アシストを存在感を示したが、第4クォーターに突き放され、2019年以来4年ぶりのインカレ優勝とはならなかった。

 同日に行われる準決勝第2試合は、東海大学(関東5位)と専修大学(関東2位)の顔合わせ。明日17日の12時30分から3位決定戦、同15時から決勝が行われる。

■試合結果
白鷗大学 84-76 筑波大学
白鷗|27|19|20|18|=84
筑波|27|20|16|13|=76

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