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5月29日、JX-ENEOSサンフラワーズはチームの公式HPを通じて吉田亜沙美、藤岡麻菜美の退団を発表した。藤岡は現役生活にもピリオドを打ち、今後は指導者の道を目指すという。
東京成徳大高校から入団した吉田は、高校時代から日本代表に選出されるなど、その世代だけでなく、日本、アジア、世界を代表する司令塔に成長した。2019年の3月にはチームのリーグ11連覇に尽力した後に現役引退を発表したが、9月に電撃復帰。東京オリンピック出場を目指していた。
藤岡は、アンダーカテゴリーの日本代表として世界の舞台で活躍した実績を持って筑波大学から入団。たびたび故障などに苦しめられたが、JX-ENEOS、日本代表でも活躍するなど、吉田亜沙美の後継者として目されていた。
吉田、藤岡はチームの公式ページを通じて以下のコメントを発表している。
吉田亜沙美
「この度、JX-ENEOSを退団することになりました。14年間と長い間、大変お世話になりました。ファンのみなさん、そして会社の方々にはたくさんのご声援とサポートをいただきました。どんな時も温かいお声がけをいただき大変感謝しております。そして、みなさんとたくさんの経験ができたことを幸せに思います。
本当にありがとうございました」
藤岡麻菜美
「今シーズンをもって現役生活を引退することになりました。JX-ENEOSでは4年間大変お世話になりました。怪我のため、4年間のうちバスケットボールができたのは約2年間でしたが、色々な面で凝縮された時間でした。
JX-ENEOS・日本代表で経験してきたことはとても貴重で、誇れる財産です。これからは指導者としてバスケットボールと関わり貢献していきたいと思っています。チームは離れますが、これからはファンとして応援してまいります。
今まで本当にありがとうございました」