Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは、すべての若者が自由にスポーツを楽しめる世界の実現を目指して、さまざまな「スポーツの壁」に直面するアスリートを応援する『スポーツの壁を、突き破れ』キャンペーンを4月8日(金)から実施することを発表した。
以下、リリースの通り。
本キャンペーンではブランドムービーを制作し、アスリートとともに壁に立ち向かう姿勢を表明。様々な「スポーツの壁」にぶつかりながらも戦い続ける次世代アスリートたちにフォーカスし、それぞれの壁に挑む全国のアスリートをモチベートする内容になっています。
また、日本のヒップホップシーンを牽引し、アスリートから強い支持を得ているアーティスト、AK-69さんをコラボレーティング・アーティストに起用し、楽曲「Break through the wall」を制作。楽曲を通して、壁に立ち向かう次世代アスリートたちの現状を社会に訴え、彼らを鼓舞していきます。
アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは、すべての若者が自由にスポーツを楽しめる世界の実現を目指して、様々な「スポーツの壁」に直面するアスリートを応援する『スポーツの壁を、突き破れ』キャンペーンを4月8日(金)から実施します。
スポーツは健やかな体づくりに役立つだけではありません。スポーツは自己肯定感を高め、メンタルヘルスを改善し、仲間との絆や社会とのつながりをもたらしてくれます。しかし今、世界を見渡すと何百万人もの若者がスポーツをやりたくてもできないという現実に直面しています。日本も例外ではありません。
・経済的に、スポーツをやる余裕がない
・やりたい競技があるが、女子チームがない
・練習が厳しすぎて、続けられない
・ボール遊びができる公園がない
貧困、ジェンダー格差、身体的偏見、人種差別、プレー環境不足、勝利至上主義、あらゆる「スポーツの壁」が若者たちの前に立ちはだかり、彼らからスポーツをする機会を奪っているのです。私たちは、これらの「スポーツの壁」をアスリートとともに突き破りたいと考えており、これから様々な取り組みを始めていきます。
■『スポーツの壁を、突き破れ』 ブランドムービー概要
「スポーツの壁」に対して奮闘しながらも日本のトップレベルで活躍している、次世代アスリートが登場します。
本気でプロ、世界を目指している彼らの鬼気迫る練習風景を撮影し、インタビューを通して引き出した彼らの「リアルな声」を、映像の上に重ねました。
社会に変革・意識改革の必要性を訴えながらも、動画を見た同じ境遇のアスリートに勇気を与え、モチベートする映像を目指しました。
公開日:2022年4月8日(金)
出演者:山内ジャヘル琉人選手、濱嶋葵選手、加藤光選手、冨澤拓海選手、湯口英理菜選手
楽曲:AK-69「 Break through the wall」
YouTube URL:https://youtu.be/BrVaffTRkEU
■ 出演アスリートに関して
<選手プロフィール>
山内ジャヘル琉人選手
バスケットボール
2002年12月5日、米カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。大東文化大学所属 ポジション:SG
アメリカで生まれ、1歳で沖縄へ移住。小学1年の頃、バスケ好きの叔父の影響でバスケを始める。肌の色をからかわれ内気な性格になったが、バスケットボールをしている時は、思い切り自分を表現できた。中学までは無名だったが、「プロになって、シングルマザーで苦労をかけている母に楽をさせたい」との思いで、奨学生としてバスケの名門・仙台大学附属明成高校へ。厳しい練習を耐え抜き、高校最後のウィンターカップでは大会ベスト5に入る活躍で優勝の立役者となる。現在、大東文化大学に所属。22年1月にはBリーグ、琉球ゴールデンキングスのトップチームのワークアウトにも呼ばれるなど、将来が期待される新星。
濱嶋葵選手
野球
2009年6月25日、東京都生まれ。武蔵府中リトルシニア所属 ポジション:投手
野球好きの父親の影響で、4歳でキャッチボールを始める。周囲からは女の子が野球の練習をしている姿を珍しがられることも多かった。所属した小学校のチームでも、女子は自分ひとり。しかし、プロ野球選手になるという目標に向かって、父と二人三脚でのトレーニングを続けると、周りの男子を圧倒する選手に。球速も116キロまで伸び、「天才野球少女」として一躍全国に存在が知れ渡った。21年、女子で初めてジャイアンツジュニアに選出。しかし同年、目指していた女子プロ野球リーグは無期限の活動休止に。女子野球を人気スポーツへ押し上げるために、日々練習に励んでいる。
加藤光選手
ボクシング
2002年4月4日、奈良県生まれ。階級:ライトフライ級
中学1年の時に兄の親友の勧誘でボクシングを始める。すぐにその面白さにのめり込み、16年リオデジャネイロオリンピックの日本代表監督も務めた高見監督率いる奈良・王寺工業高校へと進学すると才能が開花。全国大会で3位となる。その後、21年に東洋大学に進学すると、同年11月に全日本チャンピオンに。現在は24年のパリオリンピックを目指して練習に励む日々を送っている。女子ボクシングは、「女が殴り合うなんて」など偏見もあり、まだまだマイナースポーツ。そのため、スパーリング練習も男子選手とすることが多く、自分の実力を測る機会が少ない。競技人口が増えることによって、そういった環境が変わっていくことを望んでいる。これからの女子ボクシング界を背負っていく次世代アスリートの一人。
冨澤拓海選手
サッカー
1996年11月25日、千葉県生まれ。 Corrimal Rangers FC(オーストラリア)所属 ポジション:GK
5歳の時に日韓W杯の試合を生で観戦したことをきっかけにサッカーを始める。小学生の頃は背が低いという理由で、PKの際に背が高いフォワードの選手と交代させられる悔しい思いを経験。中学1年で行ったスペイン遠征で、「将来、海外でプロサッカー選手になる」という夢を持つと、16年に19歳で単身ニュージーランドへ。 その後、世界各国でトライアウトを受け、翌17年にモンゴル1部リーグの Goyo FC と契約。念願の海外でプロになった。海外では「その身長でGKはやめた方がいい」と言われたり、そもそも180センチ以下のGKにエージェントがつかなったりと不遇の連続だったが、実力で道を切り拓いた。22年オーストラリアのCorrimal Rangers FCと契約。GKは身長だけではないことを証明し続けている。
湯口英理菜選手
陸上
2000年5月12日、埼玉県生まれ。日本体育大学所属 種目:走り幅跳び
3歳の時に先天性の病気で両大腿から下を切断し義足になる。中学3年の時、競技用の義足に出会い、もともと運動するのが好きだったこともありパラ陸上を始める。しかし、当初は競技用の義足をつけている自分を見られるのが恥ずかしく、仲のいい友人にも言えなかった。現在は日本体育大学に進学し、2年後のパリのパラリンピック出場を目指し、日々トレーニングに励む。パラスポーツを取り巻く環境は、東京パラリンピックを経て改善されてきてはいるものの、メディアの注目度の低さや偏見、高額な器具、体験機会の少なさなど、いまだ課題は多い。その環境が少しでも良くなるように、メディアにも露出しながらパラ陸上に取り組んでいる。
「スポーツの壁を、突き破れ」特設サイト:https://www.underarmour.co.jp/ja-jp/accesstosport.html