2018.10.05

プレシーズンゲーム6日目の試合結果、アデトクンボ率いるバックスが好発進!

昨季までのチームメート、パーカー(右)とマッチアップしたアデトクンボ(左)[写真]=Getty Images
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 10月4日(現地時間3日)、2018-19 NBAプレシーズンゲームは6日目を迎え、5試合が行われた。ここでは、それぞれの試合を振り返っていこう。

■世界最大の都市に本拠地を置く2チームの対決
ニューヨーク・ニックス 107-102 ブルックリン・ネッツ

カンターが“20-20”の大暴れでニックスを勝利へと導く!

 第1クォーター終了時にホームのネッツが9点をリードするも、ニックスが第2クォーターで反撃。このクォーターを33-20としたニックスが逆転に成功すると、そのまま試合を優位に進めて勝利。ベンチスタートのアロンゾ・トリアーがゲームハイの25得点、エネス・カンターが約27分のプレータイムで22得点20リバウンドと大爆発を見せた。一方のネッツはキャリス・ルバートが15得点4スティール、スペンサー・ディンウィディが13得点6アシストを挙げるなど、計6選手が2ケタ得点をマークするも、プレシーズン初戦を勝利で飾れず。

約27分の出場ながら、インパクト大の活躍を見せたカンター[写真]=Getty Images

■ジャバリ・パーカーが古巣ミルウォーキーへ
ミルウォーキー・バックス 116-82 シカゴ・ブルズ

アデトクンボとブレッドソーがダブルダブルを記録!

 プレシーズン初戦をホームで迎えたバックスは、すべてのクォーターでブルズを上回る得点を奪う猛攻を見せて34点差で快勝。大黒柱ヤニス・アデトクンボがプルアップ3ポインターを沈めるなどゲームハイの19得点13リバウンドに5アシスト、エリック・ブレッドソーが16得点10リバウンド6アシスト、クリス・ミドルトンが15得点5リバウンド、ベンチからは新加入のパット・カナトンが4本の3ポインターを沈めて12得点を記録。

 ブルズではベンチスタートのボビー・ポーティスがチームトップの17得点、クリス・ダンが10得点を奪うも、チーム全体でフィールドゴール成功率32.4パーセントと不発。昨季までバックスに所属していたジャバリ・パーカーはフィールドゴール12投中成功わずか1本と絶不調(2得点)に終わった。

■ピストンズとサンダーがプレシーズン初登場
デトロイト・ピストンズ 97-91 オクラホマシティ・サンダー

グリフィン不在もドラモンドが大活躍したピストンズに軍配

 ピストンズはブレイク・グリフィン、サンダーはラッセル・ウェストブルックポール・ジョージという主軸を欠く中、ゲームの主役の座を奪ったのはピストンズのアンドレ・ドラモンド。レギュラーシーズンかのように約34分もプレーしたドラモンドはいずれもゲームハイとなる31得点16リバウンドを奪取し、ピストンズをけん引。

 勝利したピストンズでは、スタンリー・ジョンソンが14得点5リバウンド、新加入のグレン・ロビンソン三世がベンチから11得点を残すなど、計5選手が2ケタ得点。対するサンダーは、新加入のデニス・シュルーダーがチームトップの21得点5リバウンド9アシスト、スティーブン・アダムズが17得点12リバウンド、ベテランのレイモンド・フェルトンが12得点5アシストを記録している。

21本のショットを放ち、14本も成功させたドラモンド[写真]=Getty Images

■NBA vs. NBL 第4弾
フェニックス・サンズ 91-86 ニュージーランド・ブレーカーズ

サンズがブレーカーズ怒濤の追い上げを振り切り勝利

 サンズが試合を優位に進める中、ブレーカーズが第4クォーターに24-14と猛反撃を見せたものの逆転勝利ならず。サンズは今年のドラフト全体1位指名のディアンドレ・エイトンがチームトップの21得点15リバウンド3ブロック、新加入のベテラン、トレバー・アリーザが16得点6アシスト、TJ・ウォーレンがベンチから13得点をマーク。敗れたブレーカーズではコーリー・ウェブスター(ガード)が4本の3ポインターを含むゲームハイの27得点に4リバウンド7アシスト、タイ・ウェスリー(フォワード)が15得点7リバウンドと奮戦するも、勝利とはならなかった。

イゴール・ココスコフHC(左)の期待に応えているエイトン(右)[写真]=Getty Images

■昨季プレーオフ出場争いをした2チームが激突
ロサンゼルス・クリッパーズ 128-101 ミネソタ・ティンバーウルブズ

チーム全体でスムーズなオフェンスを遂行したクリッパーズ

 第1クォーターから40得点とオフェンスが爆発したクリッパーズが前半を終えて69-53とウルブズから16点のリードを奪い、さらに点差を広げて圧勝。チーム全体でフィールドゴール成功率55.1パーセント、3ポイント成功率40.9パーセント、フリースロー成功率91.3パーセントと高確率で決まり、8選手が3アシスト以上を記録するなど計36アシストとウルブズを寄せ付けず。

 クリッパーズではトバイアス・ハリスがゲームハイの23得点に6リバウンド4アシスト、ダニーロ・ガリナーリが22得点6リバウンド4アシスト2ブロック、ボバン・マリヤノビッチが15得点、モントレズ・ハレルが13得点6リバウンド、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーが12得点5アシストをマーク。一方のウルブズでは、カール・アンソニー・タウンズが18得点7リバウンド、アンドリュー・ウィギンズが12得点2ブロックを挙げたほか、3選手が2ケタ得点を記録したものの、勝利には届かなかった。

クリッパーズの得点源として好調を続けるハリス[写真]=Getty Images

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