開催期間の候補としてCEOが挙げたのは今年10月のコロンブス・デーと来年春
5月25日(現地時間24日、日付は以下同)。今年8月30日にマサチューセッツ州スプリングフィールドで予定されていたバスケットボール殿堂入り式典が、新型コロナウイルスの世界的大流行のため延期になったと現地メディア『The Boston Globe』のギャリー・ウォッシュバーン記者が報じた。
今年の殿堂入りが決まっているのは下記の9名。サトンは5月24日に84歳で逝去。声明文の中で、サトンの家族は長寿を全うしたと発表している。
※チーム名は略称
■2020年のバスケットボール殿堂入りが決定している9名
コービー・ブライアント(元レイカーズ)
ティム・ダンカン(元スパーズ)
ケビン・ガーネット(元ウルブズほか)
タミカ・キャッチングス(WNBA元インディアナ・フィーバー)
キム・モルキー(NCAA女子ベイラー大学HC)
バーバラ・スティーブンズ(NCAA女子ベントレー大学HC)
エディ・サトン(NCAA最優秀コーチ賞4回受賞)
ルディ・トムジャノビッチ(指揮官としてロケッツで2連覇達成)
パトリック・バウマン(FIBA前事務総長)
『Hall of Fame』のCEOを務めるジョン・ドレヴァが同メディアへ話したところによると、式典の開催場所を通常のシンフォニー・ホールから『The MassMutual Center』へと移し、ソーシャルディスタンスを守ったうえで、後援者たちを集めて練習することになるという。
また、今年の殿堂入り式典と来年の式典を合わせて行うことはないとし、2020年の式典の候補としてコロンブス・デー(今年10月10日から12日)、あるいは来年の春を挙げていた。
今年殿堂入りする元選手にはコービー、ダンカン、ガーネットと、豪華な顔ぶれがそろっている。これはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)、デイビッド・ロビンソン(元サンアントニオ・スパーズ)が殿堂入りした2009年以来と言ってもいいほどのインパクトがあるだけに、それにふさわしい式典になってほしいところだ。