2022.03.06

次戦に“出場見込み”のポルジンギス…ウィザーズ指揮官は「練習にフル参加できた」

7日のペイサーズ戦に「出場見込み」となったポルジンギス[写真]=Getty Images
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 3月6日(現地時間5日)、ワシントン・ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

 トレードによって加入し、右膝の骨挫傷から復帰を目指しているクリスタプス・ポルジンギスについてアンセルドJr.HCは「彼は今日の練習にフル参加した。我々のシステムにさらに慣れる機会だ。今日は軽めの練習で実戦形式はあまりなく、戦術のおさらい、ディフェンスの復習やシューティングが主だったが、すべてのメニューに参加できたことは良かった」と語った。

 さらに「明日出場する可能性は高くなったか?」という質問には「そう言える」と返答。その言葉の通り、同公式Twitterはポルジンギスが7日のインディアナ・ペイサーズ戦に「probable(出場見込み)」となったことを明かしている。

 また、八村塁について「全体的に成長を見せている」と評価した指揮官は、若手選手に求めていることについて語った。

「オフェンスに対する我々の考え方、スペーシング、用語など、すべて(試合で)瞬時に判断しないといけない。まだ苦労するときもあるが、それは塁だけでなく、デニ(・アブディヤ)やコーリー(・キスパート)も同じだ。若い選手はみんな(システムを習得するのに)時間がかかる。瞬時にコミュニケーションを取って的確な判断を下すことは簡単ではなく、試合の状況に応じて自分の責任が何なのか、一人ひとりが学んでいく必要がある」

 それでも、指揮官は「塁は復帰した当初と比べると何倍も向上した。実戦で経験を積めば積むほど上手くなっていくだろう」と八村に期待を寄せる。

 現在はイースタン・カンファレンスの11位と振るわない成績だが、好調を維持する八村の活躍や、新戦力のデビューなど、明るい材料もあるウィザーズ。プレーオフ進出の可能性はまだまだ残されているだけに、浮上のきっかけをつかみたい。

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