2023.04.22

ラプターズの初優勝に貢献したニック・ナースが退任…イメ・ユドーカが新HCに有力視か

5シーズンに渡ってHCを務めたニック・ナース[写真]=Getty Images
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 4月21日(現地時間20日)、トロント・ラプターズのニック・ナースヘッドコーチが同職から退任すると報じられた。現地記者『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏が伝えている。

 2013年からアシスタントコーチとしてラプターズに加入し、2018年からは指揮官としてチームを指導してきたナースHC。入団以降、同チームをプレーオフ常連のチームへと変化させ、2018-19シーズンにはカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)らと球団史上初の優勝を達成した。

 しかし、ラプターズは今シーズン41勝41敗でイースタン・カンファレンス9位でレギュラーシーズンを終え、プレーイン・トーナメントでは同10位のシカゴ・ブルズに敗れてシーズンエンド。思うように勝ち星を伸ばせず、報道の数日前からマサイ・ウジリ球団社長がナースHCと度々会っていたという。

「コーチの件も悩んだが、時には変化を起こし、前に進まなければならない」と、今回の決定についてウジリ氏はコメントしている。「今シーズンの我々は、本来の姿を見失っていた。私はこのチームのプレーを楽しみながら見ることができなかった。それは、このチームに今季起きたことをものがったっていると思う」。

 ナースの後任として有力視されているのは、昨シーズンにボストン・セルティックスを指揮していたイメ・ユドーカ。『ESPN』のよると、ユドーカはウジリ氏と長い付き合いがあり、新たな監督探しで目立つ存在になると予想されている。

新指揮官の有力候補であるユドーカ[写真]=Getty Images

 ラプターズはフリーエージェントとなるフレッド・バンブリートやギャリー・トレントJr.らと再契約を交わすのか、そしてエースのパスカル・シアカムと契約延長を交わすのかなど、今オフに重要な決断が迫られている。

 来シーズンの再起に向け、転換期を迎えつつあるラプターズ。リーグ王者に返り咲くためにも、ウジリ氏は新たなチーム作りに奔走することになりそうだ。

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