2023.12.30

ビクター・ウェンバンヤマが“スパーズの先輩”に次いで新人としてNBA史上2人目の快記録

ブレイザーズ戦で大暴れしたウェンバンヤマ[写真]=Getty Images
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 12月29日(現地時間28日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズは敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズ相手に第1クォーター途中で最大28点差をつけるなど圧倒し、118-105で快勝した。

 連敗を5でストップしたスパーズでは計5選手が2ケタ得点をマークしたのだが、圧巻だったのはビクター・ウェンバンヤマ。24分21秒のプレータイムながらゲームハイの30得点7ブロックに6リバウンド6アシストの大暴れ。

 2024年1月4日に20歳を迎える224センチ94キロの新人ビッグマンは、1試合で30得点5リバウンド5アシスト7ブロック以上を残したNBA史上2人目のルーキーに。

 ちなみにもう1人は“スパーズの先輩”デイビッド・ロビンソン。1990年3月20日のフェニックス・サンズ戦で、当時24歳のロビンソンは34得点14リバウンド7アシスト8ブロックという驚異的なパフォーマンスを見せた。

 とはいえ、この試合でロビンソンは43分に出場。ウェンバンヤマがわずか24分21秒でクリアしたのだから、もし40分近くプレーしていれば、そのスタッツがもっと伸びていたことは容易に想像できる。

 『NBA History』によると、30分未満のプレータイムで30得点7ブロックに達したのはNBA史上で見てもブレイザーズ戦のウェンバンヤマのみ。今シーズン3度目の30得点超えを記録した大物ルーキーは、攻防両面で強烈なインパクトを放っていると言っていい。

 なお、翌30日に行われたスパーズとブレイザーズによる2連戦の2日目はウェンバンヤマが欠場。ジェレミー・グラントが27得点6リバウンド4アシスト、マルコム・ブログドンが27得点7アシスト、ジャバリ・ウォーカーが25得点9リバウンド、新人ガードのスクート・ヘンダーソンが22得点7リバウンド11アシストと、4選手が20得点以上を奪い、ブレイザーズが134-128でリベンジを果たした。

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