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2月18日(現地時間17日)、インディアナ州インディアナポリスで「NBAオールスター2024」が開催され、サタデーナイトイベントの「スラムダンクコンテスト」が行われた。
今回のダンクコンテストには、前回王者のマック・マクラング(オセオラ・マジック/Gリーグ)に加え、ハイメ・ハケスJr.(マイアミ・ヒート)、ジェイコブ・トッピン(ニューヨーク・ニックス)、ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)が参戦した。
スラムダンクコンテストは2ラウンド制で行われ、第1ラウンドでは4人のプレーヤーが2本ずつダンクを披露し、最も合計点の高かった2名が決勝ラウンドに進出する。5人の審査員は1本のダンクにつき6~10ポイントのスコアで評価し、最高点は50点、最低点は30点となる。
トップバッターを飾ったハケスJr.は、レジェンドセンター、シャキール・オニール(元ヒートほか)をリング前に立たせ、216センチの巨体を飛び越えて豪快なワンハンドダンクを叩き込んだ。2番目のトッピンは、2022年のスラムダンクコンテストで優勝した兄のオビ・トッピン(インディアナ・ペイサーズ)をリング前に立たせると、兄にも負けず劣らずの跳躍力を発揮し、力強いバックハンドダンクを決めた。
3番目のブラウンは、史上最高のスラムダンカーの1人と称されるドミニク・ウィルキンス(元アトランタ・ホークスほか)へのリスペクトを込めた演出を加えると、レジェンドのダンクを彷彿とさせるウィンドミルダンクを披露。最後に登場した前回王者のマクラングは、空中で一度ボールを離してから、キレのあるリバースダンクを決めて見せた。
2本目のダンクでは、ハケスJr.とトッピンの得点が伸び悩む。それでも、マクラングはひねりを加えたリバースダンクで会場と審査員を沸かせると、ブラウンはチームメートのジェイソン・テイタムのアシストからダンクを披露し、2人がファイナルラウンドへ進出した。
ファイナルラウンドでは、先攻のブラウンが48.6点を記録すると、後攻のマクラングは肩車をした人越しにダンクを決め、48.8点でわずかにリードする。最終2本目では、ブラウンが利き手ではない左手でドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)越しにダンクを決め、49.2点の高得点を獲得。
それでも、マクラングはシャックに協力を頼むと、188センチが216センチを飛び越えての、豪快なリバースダンクを叩き込む。このダンクがオール満点の50点を記録し、マクラングが史上5人目となるスラムダンクコンテスト2連覇を達成した。
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