2024.02.18

『デイム・タイム』発動…リラードが接戦の3ポイントコンテストを制して2連覇達成

3ポイントコンテストで連覇を達成したリラード[写真]=Getty Images
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 2月18日(現地時間17日)、インディアナ州インディアナポリスで「NBAオールスター2024」が開催され、サタデーナイトイベントの「3ポイントコンテスト」が行われた。

 3ポイントコンテストは70秒間に、3ポイントラインのトップと左右のウイング、エンドラインと「スターリー・ゾーン」の各2カ所を合わせ、合計7つのラックから3ポイントを決めた得点を競う。

 各ラックに置かれるボールは5つずつで、3ポイントラインの頂点とウィングに挟まれている「スターリー・ゾーン」のラックのみ、「スターリー・ボール」と呼ばれるボールが1つ置かれ、成功すると3点が追加される。ほか5カ所のラックのうち、4カ所には4個の通常ボール(1本成功につき1点)、1個のマネーボール(同2点)の計5個がそれぞれ配置され、残りの1カ所には5個すべてがマネーボールとなる「マネーボール・ラック」を選手が好きなスポットに配置できる。すべてのショットを沈めた場合の最高得点は計40点で、1回戦の上位3名が決勝ラウンドに進出する。

 トップバッターを務めたトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)が26点をマークすると、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)が21点、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)が26点、マリーク・ビーズリー(ミルウォーキー・バックス)が20点、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が26点、ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)が24点、ラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)が25点、デイミアン・リラード(バックス)が26点でファーストラウンドが終了。

 なんと4選手が26点で並び、30秒間の延長戦が行われた。ここではヤングが15点、ハリバートンが12点、タウンズが16点、リラードが15点を記録し、惜しくもハリバートンが敗退となった。

 ヤング、タウンズ、リラードの3名が進んだ決勝ラウンド。1番手のタウンズが24点をマークすると、2番目のヤングも24点で同点に。3番目に登場したリラードは、最後のラックを残して24点を記録するも、そこから4連続でシュートは決まらず。それでも、リラードはラストショットとなったマネーボールをきっちりと沈め、『デイム・タイム』を発動。持ち前の勝負強さを発揮し、26点で2人を上回ったリラードが、3ポイントコンテストで2連覇を達成した。

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