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6月18日(現地時間17日)、「NBAファイナル2024」第5戦に勝利したボストン・セルティックスがチャンピオンに輝き、2023-24シーズンが幕を閉じた。激戦の熱が冷めやらぬ中、リーグでは既に次のシーズンに向けた動きも活発化しているようだ。各チームがドラフト前のワークアウトを行っている中、興味深い人物の名前が挙がっている。
現地メディア「NBC Sports Bay Area」のダルトン・ジョンソン記者によれば、ゴールデンステイト・ウォリアーズはDJ・ロッドマンをドラフト前のワークアウトに招待した模様。DJ・ロッドマンは、マイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペンと共にシカゴ・ブルズの王朝を築いた”悪童”デニス・ロッドマンの息子である。
DJは大学の4年間をワシントン州立大学、5年目を南カリフォルニア大学で過ごしている。南カリフォルニア大学では、レブロン・ジェームズの息子であるブロニー・ジェームズとチームメートとして共にプレーしていた。
大学における直近2年間の平均スタッツとして、9.0得点5.4リバウンド、3ポイント成功率37.2パーセントを記録している。スタッツからも見てとれるように、圧倒的なリバウンド力を武器としていた父親とはプレースタイルが異なり、DJは堅実なシュートとディフェンスで信頼を獲得するウイングプレーヤーと評価されているようだ。
DJがワークアウトに参加したウォリアーズは、レギュラーシーズンを46勝36敗のウエスタン・カンファレンス10位で終え、プレーイン・トーナメントで敗退しプレーオフ出場を逃している。2010年代からステフィン・カリーやクレイ・トンプソンを中心に支配的な強さを顕示してきたウォリアーズだが、再建に向けて立て直しを図りたいところだ。
カリーやトンプソンも、NBAスターを父親に持つ“二世選手”である。昨シーズン活躍したゲイリー・ペイトン二世もウォリアーズで選手としての輝きを増したことを踏まえると、“二世選手”の育成においてウォリアーズは一定の結果を出しているという見方もできるだろう。DJがウォリアーズの一員として成長し、チーム再建の一助になる日が来るのか。オフシーズンもNBAから目が離せない。
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