2021.12.27

【北海道vs群馬】北海道は群馬のジョーンズをどう止めるか…大学時代の同期対決にも注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道 vs 群馬クレインサンダーズ(@北海きたえーる)
12月29日14時5分

 レバンガ北海道は前節、アルバルク東京の前に屈し今シーズン初となるホーム連敗を喫した。第1戦は第1クォーターだけでショーン・ロングが12得点を挙げるも、田中大貴に16得点を奪われ、いきなり13点ビハインドを背負う展開。その後も失点が重み、最終的に77-107と大差をつけられた。第2戦はリバウンドで互角に戦い、ターンオーバーも7に留めた。攻撃ではロングが43得点を叩き出すも、相手のシュート精度が落ちず95失点で敗れた。

 3連敗を阻止したい北海道は、今節も北海きたえーるでの一戦。年内最終戦に迎え撃つのは、昇格組の群馬クレインサンダーズだ。チームとしては前節からのディフェンスの修正が第一に問われる。オフェンス重視の群馬に対し橋本竜馬葛原大智らが前線から積極的に仕掛けてリズムをつかみたい。

 一方、前節の群馬は富山グラウジーズのホームに乗り込み1勝1敗。初戦はペイントエリア内の得点で44-24と差をつけられで敗れたが、翌日は95-90でハイスコアゲームを制し連敗を「4」で止めた。

 前節、連敗脱出とともにチームの明るいニュースとなったのは、トレイ・ジョーンズが12月11日以来の復帰を果たしたことだ。ジョーンズは富山戦の2試合で43得点を稼ぎ、さっそく好調をアピール。今節もスコアリーダーとしてチームをけん引できるか。また、一昨シーズンは北海道の特別指定選手だった杉本天昇、北海道の山口颯斗とは筑波大学時代の同期である菅原暉にも注目だ。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智

・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン ※インジュアリーリスト
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
カイル・バローン
ジャスティン・キーナン

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