2022.03.29

【三遠vs島根】中2日で迎える“第3戦”、一矢報いたい三遠は先手を取れるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

三遠ネオフェニックス vs 島根スサノオマジック(@豊橋市総合体育館)
3月30日19時5分

 三遠ネオフェニックス島根スサノオマジックによる“第3戦”が豊橋市総合体育館で開催される。両チームは3月26、27日に対戦したばかりだが、中止となっていた第18節の代替開催日が30日に組まれたため、3戦連続で対峙することになった。

 前回の連戦ではアウェーの島根が2連勝を飾った。初戦は第1クォーターからペリン・ビュフォードが15得点を稼いで好スタートに成功し、第3クォーター終了時点で71-45と大量リード。計16個のターンオーバーを記録したものの、ビュフォードとニック・ケイが存在感を示して16点差で快勝を収めた。

 第2戦はホームの三遠が巻き返して競り合う展開。1点差で試合を折り返すと、第3クォーター開始早々にはサーディ・ラベナの先制点で逆転に成功した。それでも、島根はビュフォード、安藤誓哉、ケイらの連続得点でリードを奪い返し、粘る相手を88-80で振り切った。

 三遠は3度目の正直で島根を撃破したい。前節は2戦を通じて追いかける展開が続いたため、勝利へは先手を取れるかどうかが大きなポイントになる。松脇圭志半澤凌太津屋一球といった若手が開始から強気なプレーを披露してチームに勢いを与えたい。

 敵地で3連勝を狙う島根は、途中出場する選手たちの奮起に期待。現状はビュフォードとケイがフル出場する試合もあり、先発組のプレータイム増加が懸念材料とも言える。今後も週3回のゲームが続くだけに、さらなるチーム力向上へは後藤翔平小阪彰久らのコート上での働きが必要だ。

文=小沼克年

■ロスター
・三遠(HC代行:清水太志郎
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス ※インジュアリーリスト
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
マックス・ヒサタケ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

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