
2025.04.01
3月30日に行われた「京王 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」のセミファイナルGame2で富士通レッドウェーブがENEOSサンフラワーズに勝利し、2連勝でファイナル進出を決めた。
デェフェンス職人としてリーグでもその存在を知らしめている内尾聡菜が、オフェンスでも存在感を発揮。この試合では果敢にリングにアタックし、町田瑠唯と並ぶチーム最多タイの15得点をあげた。
試合後の会見に登場した内尾は、「(スターターとして出させてもらった当初は)本当に何もできなくてそれでも試合に使っていただいて、怒られたりもして悔しかった。でも、それ以上に自分の成長には必要なことだった」とし、「篠崎選手(21-22シーズンで富士通を引退)が引退されて、そのドライブの役割を少しでも自分ができたらと意識して練習してきた」と、ステップアップを続けてきたキャリアを振り返った。
内尾が3年目だった2018年から見守ってきたBTテーブスヘッドコーチも「色んな選手を見てきた中で、内尾が富士通に入ってからここまでの成長というのはあまり見たことがない。もちろん本人の努力もある。チームメートの存在もある。本当に辛い時もあったね。(笑)本当に素晴らしい選手になった。(これからも)期待します」と絶賛した。
百戦錬磨のプレーメイクでチームをコントロールし、チーム最多得点を記録した町田についても、テーブスHCは「前半はなかなかシュートが決められず、いいリズムはつかめていなかった」としながら、「クラッチのシチュエーションで毎回ステップアップしてくれるから、信じるしかない。後半は本人も切り替えができた」と長年の信頼を示した。
また、トヨタ自動車アンテロープスから移籍1年目の宮下希保は、「どんな時もハドルを組んだり、ミーティングで話したり、細かいところを突き詰めていく。みんなで共通理解を持ってやれているところが富士通の強さ」と明かす。
昨年とは変わり、3戦先勝方式となる今年のファイナル。女王の富士通はどのような戦い方で連覇を目指すのか注目だ。
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