2025.04.01

Wリーグファイナルは2年連続同一カードに…髙田真希けん引するデンソーがSF3戦目制す

ファイナル進出を決めたデンソー[写真]=W LEAGUE
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 3月31日、スカイホール豊田で「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」セミファイナルのデンソーアイリスvsシャンソン化粧品シャンソンVマジックの第3戦か行われ、デンソーが2年連続ファイナル進出を決めた。

 2戦先勝方式の1勝1敗で迎えた第3戦は、序盤からデンソーがリズムを掴む。点の取り合いが続くなか、第1クォーター残り2分を切った時間帯に木村亜美が立て続けに得点、馬瓜エブリンも加点し24-16と8点リードする。前半はチームの柱である髙田真希がチームをけん引。3ポイントシュートや獲得したフリースローを着実に沈め、前半だけで19得点を記録した。

 後半に入っても、デンソーがインサイドからキックアウトで3ポイントを成功させるなどリードを奪う展開となり、59-45の14得点リードで最終クォーターへ。第4クォーター序盤からシャンソンに得点を重ねられ、残り1分50秒にはイゾジェ・ウチェの得点で2点差まで詰められるたが、残り1分をきったところで、デンソーは馬瓜が右ウイングでミドルジャンパーを成功。これが勝利を引き寄せるシュートとなり、食い下がるシャンソンを78-73で振りきった。

 勝利したデンソーは、髙田が25得点5リバウンド、高橋未来が12得点など、合計5選手が2ケタ得点を挙げるバランスの良いオフェンスを展開した。一方、シャンソンも第4クォーターはチームで28得点を挙げ食らいついたが、一歩及ばず悔しい敗戦となった。

 4月5日から武蔵野の森スポーツプラザで行われるファイナルでは、連覇を狙う富士通レッドウェーブと、昨年苦杯を舐めたデンソーが再び激突することに。頂上決戦は3戦先勝方式で、最長4月14日まで5試合が開催される。

■試合結果
デンソーアイリス 78-73 シャンソン化粧品シャンソンVマジック
デンソー |24|19|16|19|=78
シャンソン|16|15|14|28|=73

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