2024.05.07
1999−2000シーズンにスタートしたWリーグは、今回で25回目を迎えた。その節目のシーズンの最後を飾る「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024」ファイナルは富士通レッドウェーブが先勝するも、あとのないデンソーアイリスが第2戦目を逆転で勝利し、2年連続で最終戦に雌雄を決することとなった。
ともに日本代表選手を擁し、ファイナルでは初の顔合わせとなるこのカードは大いに注目を集めているが、4月14日の第2戦には、開場前から武蔵野の森総合スポーツプラザに多くのファンが詰めかけた。第3クォーターと第4クォーターのインターバルに発表されたこの日の入場数は7168名。これはWリーグの1試合での最多入場者数を更新する数字だ。
これまでの記録は、2021-22シーズンのプレーオフファイナル第2戦の7151名。この試合は22年の4月17日、国立代々木国立代々木競技場第一体育館で行われ、トヨタ自動車アンテロープスが富士通レッドウェーブを破って2連覇を達成したシーズンのフィナーレだった。
試合後の会見で新記録について感想を聞かれた富士通の宮澤夕貴は、「率直にうれしいですし、やっぱりそういう状況でプレーするのは本当に気持ちがいいです」とコメント。さらに「多くのファンに見守られてプレーするほうが燃えるタイプ」と自身を語り、「すごいいい雰囲気の中でプレーすることがすごく気持ち良かったです」と表情を緩ませた。
「デンソーや富士通はもちろんのこと、それ以外のチームのファンの方もたくさんいらっしゃったと思うので、このような環境で試合ができるのは選手にとってうれしいことですし、気持ちが燃えて皆さんの期待に応えたいと思いました。他の選手もきっと同じ気持ちだったのではないでしょうか。女子のバスケに注目して、会場に足を運んでくださるのは本当にうれしいことです」
普段からマスメディアへ積極的に出ることで、女子バスケへのファンを増やすことに奮闘している高田だけに、立ち見のファンも多くいたこの日の武蔵野の森総合スポーツプラザの風景はどのように目に映ったのだろうか。記念すべき25回目のファイナルを彩る記録となった。
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