2025.03.31

シャックがレブロンの銅像製作案に賛同「俺が反対するかって? そうはしない」

レイカーズ在籍7年目のレブロン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 3月30日(現地時間29日、日付は以下同)。NBAリポーターかつインサイダーでもあるブランドン“スクープB”ロビンソンの公式サイトへ、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)の記事が公開された。

 NBAキャリア19シーズンのうち、レイカーズで8シーズンをプレーしたシャックは、2000年から2002年にかけて3連覇を達成し、3年連続でファイナルMVPに輝くなど全盛時を過ごし、“レイカーズのレジェンド”として銅像も建てられている。

 レイカーズで活躍してきたレジェンドたちのうち、直近で銅像が建てられたのはシャックにとって3連覇時代の相棒で、2009、2010年には自身が中心となったチームで2連覇も成し遂げたコービー・ブライアント

 では、そのコービーに続いて銅像になる可能性を秘めているのは誰かとなり、レブロン・ジェームズの話に入っていった。NBA歴代最長タイのキャリア22年目のレブロンは、2018-19シーズンからレイカーズ入りして今シーズンで在籍7年目をプレーしている。

 現役最年長(40歳)の大ベテランとはいえ、今シーズンもここまで63試合の出場で平均24.5得点8.1リバウンド8.5アシスト1.0スティールにフィールドゴール成功率51.1パーセントを残し、ルカ・ドンチッチとともに看板選手を務めている。

 レイカーズ入り後、レブロンは2020年にリーグ制覇とファイナルMVPに輝き、2023年2月にはカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)が保持していたレギュラーシーズン通算得点記録を塗り替え、NBA歴代トップに躍り出た。

 レイカーズで背番号6と23を着用してきたレブロンは、引退後のバスケットボール殿堂入りが確実視されている。そのため、オーナーのジーニー・バスは2023年7月下旬に『Sportskeeda』とのインタビューで「彼が殿堂入りした時、彼の番号は永久欠番となります。彼がバスケットボール殿堂入りすることは分かっているので、永久欠番になることは間違いありません」と話していた。

 レブロンは今もなお現役なのだが、シャックは将来の“銅像製作”に賛成する言葉を発していた。

「レブロンは(ジャバーの)記録を塗り替えた。しかもレイカーでやってのけたんだ。ロサンゼルスで彼の銅像を建てるとなった時に俺が反対するかって? そうはしないだろうな。彼ら(レイカーズ)が彼のために銅像を建てたいのであれば、俺はそれで問題ない。彼は素晴らしい能力を持つ最高の選手で、レイカーとしてするはずだったことをやってきた」

 レイカーズは31日を終えてウェスタン・カンファレンス4位の45勝29敗。レブロンは自身5度目、フランチャイズ史上18度目のチャンピオンシップを獲得すべく、レイカーズのけん引役の1人として戦い続けている。

レブロン・ジェームズの関連記事

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO