2017.08.30

【美チア大集合!】第2回SATSUKIさん(アルバルク東京チアリーダー) 「私たちチアリーダーの絆の強さを感じてください」

アルバルク東京チアリーダーの副キャプテンを務めるSATSUKIさん[写真]=山口剛生
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「美チア大集合!」第2弾はアルバルク東京チアリーダーのSATSUKIさんです!中学までバスケットボールプレーヤーだったSATSUKIさんがどうしてチアを志したのか!?さらにアルバルク東京の魅力、そしてチアリーダーの皆さんの絆の強さを語ってくれました。それではインタビューをスタートしましょう!!

インタビュー=入江美紀雄
写真=山口剛生

――それでは自己紹介からお願いします。
SATSUKI アルバルク東京チアリーダー副キャプテンのSATSUKIです。2017-18シーズンが開幕すると4シーズン目を迎えます。

――チアになろうと思ったきっかけは?
SATSUKI 小・中学校とバスケットボールをしていて、ポジションは2番(シューティングガード)、得点よりもディフェンスで頑張るタイプでした。でもバスケは中学までと決めていました。チアを始めようと思ったのは、高校に進学して、バトン部の部活見学の時でした。先輩方が私たちを盛り上げつつ踊っている姿を見て、「かっこいいなあ」と憧れたのがきっかけです。

――バスケを続けるつもりはなかったのですか。
SATSUKI 小中一貫校に通っていて、ずっと同じメンバーでプレーをしていました。でも、高校は別々になってしまったので、そのメンバーと一緒にバスケをしたまま終わらせたかったから、中学の卒業で区切りをつけました。

――チアリーディングやダンスには興味があった?
SATSUKI ダンス自体を見るのはとても好きでしたが、実際に踊ったことはありませんでした。ただその時見た先輩方には主役級の輝きがあって、とても惹きつけられたことを覚えています。見ているだけで元気をもらえ、とても魅力的に感じました。

――経験がない中で苦労したことはありませんでしたか。
SATSUKI ダンスをするにはまったくと言っていいほど体が硬かったので、まずは柔らかくすることから始めました。その他、チアでは基本となる”アームポジション”だったり、バレエの要素が含まれている動きなど、何もかも初めてのことだったので、苦労の連続でした。

――いわゆる部活動だったと思うのですが、どのように練習をしていたのですか。
SATSUKI お休みは基本的に年末年始ぐらい。ほぼ毎日練習をしていました。全体の練習のほかにも、私は初心者だったので自主練を遅くまでしていました。それこそ、青春のすべてをチアに捧げていた感じです。高校3年になり、最後の大会が終わった時は燃え尽きてしまったのかもしれません。大学では続ける気持ちはありませんでした。

チアを始めたきっかけは高校入学の部活説明会でのある出会いから[写真]=山口剛生

――それではどういう経緯でアルバルクのチアになろうと思ったのですか?
SATSUKI 大学を卒業して社会人になってから、たまたまトヨタ自動車(現アルバルク東京)と東芝(現川崎ブレイブサンダース)の試合を見る機会があって、初めてこの時アルバルクのチアリーダーのパフォーマンスを見ました。メンバー一人ひとりの人を惹きつける力、踊っている姿に魅了されました。いろいろと調べてみると、ディレクターをされている方が、私が高校の時に出場した『USA(ユナイテッドスピリットアソシエーション/United Spirit Association)大会』のヒップホップ部門で優勝したチームのディレクターをされていた方ということがわかりました。今でも覚えているぐらいそのチームは印象的でかっこよかったのですが、「アルバルクで、この方の下で私も踊りたい」と思い、オーディションを受けようと決意しました。

――改めてチアの魅力に気づかれたわけですね。
SATSUKI チアには「人を応援する」という意味もありますが、見ている人をワクワクさせ、元気づけるようなパワーを与えることができます。もちろん、チアリーダーそれぞれを見ても素敵ですが、やっぱりチームとしてその個々が集結した時の団結力だったり、力強さという面にもチアの魅力があるのではないでしょうか。

――ハーフタイムに行われるチアのダンス、そのフォーメーションがばっちり決まった時は確かにかっこいいですよね!?
SATSUKI そう感じていただけるのはとてもうれしいです。ありがとうございます!

――実際にアリーナで応援する時に注意していることなどありますか?
SATSUKI 応援する時はアリーナ席でも2階席でも、お客様一人ひとりと極力目を合わせることを大事にしています。アルバルクがシュートを決めた時や良いプレーが出た時にはブースターの皆さまと喜びを分かち合いたいという思いもありますし、そこで一緒に盛り上がれる雰囲気を作り出すことも心がけています。やはりアリーナの雰囲気が選手の士気に大きく影響すると思うので、全員で熱い応援をして、選手やチームスタッフのモチベーションを保つことは意識します。

――Bリーグが開幕して、アリーナの雰囲気も変わったのでは?
SATSUKI  NBL時代からのファンの皆さんの熱い気持ちや声援に加え、Bリーグが開幕してからはより一層、一緒に声を出して手をたたいて盛り上げてくれる方が増え、アリーナの雰囲気も変わったように感じています。

――アルバルク東京の魅力は?
SATSUKI 今シーズンはヘッドコーチが代わり、新しい選手もたくさん入ってきて新体制になったのですが、毎年感じるのはチームワークの良さです。エンドラインから応援しているとわかるのですが、コートでプレーする選手だけでなく、ベンチで応援している選手も一緒に戦っている感じがして、絆の強さが伝わってきます。「全員で勝ちにいくぞ!」という思いがコート上とベンチからにじみ出ていて、そのチームワークの良さが魅力の一つではないかと思います。

練習は週に2、3回。それぞれの仕事を終えた後に行っているとのこと[写真]=山口剛生

――チアリーダーをされていることで、日常から気をつけていることはありますか。
SATSUKI 人に見られるお仕事なので、スタイルやチームカラーに合った自分の雰囲気作りにはとても気をつけています。また、チアは激しいスポーツでもあるので、しっかりと食事をとったり筋トレなどでコンディショニングも注意しています。

――週にどれくらい練習をされますか。
SATSUKI 週に2、3回です。メンバーはみんな仕事をしていて別々の職場にいますので、平日、仕事が終わった後に集まってから練習です。シーズンが開幕すれば週末は基本試合ですから、ほとんど休みはないですね(笑)

――将来の夢は?
SATSUKI 私はアルバルクのチアリーダーとして、アルバルクで最大限できることをしたいと思っています。もっとアルバルク東京を多くの方に知ってもらいたいですし、広めたいと思っています。そして、毎試合ファンの皆さんでアリーナがいっぱいになることが夢です。

――個人的な目標はありますか?
SATSUKI 先程もお話しましたが、私は4年前に初めてアルバルクのチアリーダーを見て、オーディションを受けようと決意しました。実際、合格をいただきチームに合流した時、ディレクターや先輩方全員が、お互いのことを尊重し合っていて、家族のような温かさと絆を感じました。また、全てにおいてプロフェッショナルで、目標に向かって妥協しない強さも感じ、そんなチームだからこそ人の心を惹きつけることができるのだということを学びました。このアルバルクチアリーダーの絆や団結力の強さを後輩たちにしっかり伝え、引き継いでいくのも私の仕事だと思っています。特に後輩もたくさんできた4年目になった今はそれを強く感じています。メンバー一人ひとりに絆の強さを感じてほしいから、それを伝えていくのが目標であり、使命だと思っています。

2017-18シーズンもアリーナを盛り上げるアルバルク東京チアリーダーの皆さん[🄫ALVARK TOKYO]

――それではファンの皆さんにメッセージをお願いします。
SATSUKI いつも温かいご声援をありがとうございます。試合会場やイベントの際にお声がけしてくださる皆さまが、本当に私たちの支えであって、こうして一緒に応援することができています。今後も変わらず、アルバルクを日本一にするために私たちと一緒に会場で声を出して熱い応援をしていきましょう。今シーズンも、どうぞよろしくお願いいたします。

――最後に今シーズンからホームアリーナとなる立飛アリーナ(東京・立川市)の周辺情報を教えてください。
SATSUKI アリーナ立川立飛の向かい側には『ららぽーと立川立飛』があり、もちろんここにはグルメや買い物の施設が充実しています。また、アリーナ立川立飛の隣に新しくできた『タチヒビーチ』には本物の海の砂で作られたビーチがあって、バーベキューもできます! 先日、こちらであったイベントに参加したのですが、ビーチフラッグなどビーチならではのアクティビティも楽しめるので、おススメのスポットです。

「チームの絆の強さを後輩たちにも伝えたい」と熱く語っていただきました。SATSUKIさんプロフィール/アルバルクチア歴:4シーズン目、誕生日:5月31日、星座:双子座、血液型:B型、出身地:神奈川県[写真]=山口剛生

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