2020.06.26

Bリーグ初のアジア特別枠活用選手、三遠のサーディ・ラベナが入団会見「決断は簡単ではなかったが…」

オンライン記者会見に臨んだラベナ[写真]=三遠ネオフェニックス公式Youtubeより
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 6月26日、三遠ネオフェニックスは2020-21シーズンから導入されるアジア特別枠をBリーグで初めて活用して獲得した、フィリピン人ガードのサーディ・ラベナのオンライン入団会見をクラブ公式Youtubeチャンネルにて実施した。

 会見ではまず三遠の北郷謙二郎代表取締役社長と鹿毛誠一郎GMが登壇。北郷代表は「サーディ選手はフィリピンの大学生No1プレーヤー。今回彼と契約できたことを大変誇りに思っています」とコメント。また鹿毛GMも「若さと能力を活かして思い切りよくプレーしてくれることを望んでいます」と活躍に期待を寄せた。

 その後はラベナが登壇。赤い髪に赤いシャツと三遠カラーを身にまとったラベナは、「Hello こんにちは サーディです はじめまして」と日本語のあいさつとともに登場。入団にあたっての想いを聞かれると、「Bリーグが急激に発展してとても大きなリーグになっていると聞いていたので、日本でプレーすることをとても楽しみにしています」とコメント。また、「リーグにはとても優秀な外国籍選手もたくさんいて、NBAでのプレー経験もあるとてもレベルの高い選手がいる。競争力の高い、ハイレベルなリーグでプレーすることを楽しみにしています」と続けて、Bリーグでのプレーに対する意気込みを述べた。

 日本のバスケットに対する印象を「とても速い、スピーディーなバスケットをすると思います。パスがとても多くて、やはりドリブルよりもパスのほうが速くプレーできるので」と語ったラベナ。さらに選手に対する印象としては「シューターが多く、3ポイントを多く打つという印象があります」と回答。外国籍選手が2人コートに立つというレギュレーションに関しては、「とても厳しい戦いになると思っていますが、一方でプレーすることにワクワクしています」と語った。

 今回の移籍に対し、フィリピンのファンは「とても驚いていた」と明かすラベナ。一方で「自分に愛情を注いでくれていて、サポートしてくれているとも感じています」と話し、「自分のためだけではなくて、フィリピン全体、家族、自分が出た大学などの代表としての自覚をもって日本でもプレーしていきたい」と母国の人々の愛情を背負ってプレーする覚悟をにじませた。

 日本でプロキャリアをスタートさせることについて、「最初は不安で、決断は簡単ではなかった」という。それでも「自分の快適なゾーンの外側でチャレンジしたい」という自身の想いに従い、今回のチャレンジに踏み切った。コート外でも新たな環境へ適応することに意欲的で、「日本の文化がとても好きなので楽しみにしています。人々はとても優しく面白いですし、日本の歴史についてもとても興味があります」という言葉に加え、「食べ物もとても楽しみにしていて、ファッションにも興味があるので、そういう意味でも日本に行くことを楽しみにしています」と笑顔で語った。

 他のBリーグクラブからもオファーがある中、「自分としてもチームとしても良くなるには、この組織は自分のキャリアをはじめる場所としてとても良い」と判断し、三遠を選んだラベナ。「絶対ベストを尽くす。ファンの方々がハッピーになるようにプレーしていきたい」と意気込むフィリピンの期待の星は、果たしてどのようなプレーを見せてくれるのか。2020-21シーズン、特に注目すべき選手の一人であることは間違いないだろう。