秋田ノーザンハピネッツ、田中誠人ACが酒気帯び運転で検挙されたと発表

 秋田ノーザンハピネッツは20日、田中誠人アシスタントコーチが酒気帯び運転で検挙されたと発表した。

 クラブによると、同ACは16日に選手2名・知人1名とアルコールの摂取を伴う飲食を行った後、17日未明に運転代行を依頼しようと車を動かした際、巡回中の警察官に呼び止められて検挙に至ったという。他者への傷害や物損事故はなかったとのこと。

 検挙を受けて、クラブは処分を発表。田中ACは停職1カ月と2カ月の減給50パーセントを科され、停職明け以降に社会奉仕活動を行うとのこと。社内責任者の水野勇気社長には1カ月の減給10パーセントを科す。また、再発防止に向けてチーム・スタッフへのコンプライアンス研修の実施、秋田県警察本部に協力を依頼し、選手、スタッフ等への交通安全・飲酒運転防止の意識向上を目的とした「交通安全講習会」を実施するという。

 田中ACは発表にあたり、クラブ公式HPで謝罪文を発表している。

「この度は私の軽率で無責任な行動により秋田ノーザンハピネッツ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

 何より日頃から応援してくださるブースターの方々や家族、支えてくださっている方々の気持ちを踏みにじるような行動をとってしまったことを、大変申し訳なく思っております。飲酒をした際の運転は法律違反であり、許されない行為です。二度と同じことを繰り返さないと誓い、深く反省しております。

 一人の社会人として恥じない行動を取り、失った信頼を取り戻せるように誠心誠意努めてまいります。この度はご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした」

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