2021.07.14

B1過去5シーズンで最も多くの試合に出場した選手は?/B1スタッツランキング

出場試合数上位5選手[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグは開幕から終了までコロナ禍にあった2020-21シーズンをやり遂げ、節目となる5年目のシーズンを終えた。この5シーズンの間にB1でプレーした選手は実に500人以上、彼らの成績は細かいところまで数字としてリーグに記録されている。そこでバスケットボールキングでは過去5シーズンのレギュラーシーズンにおける各選手の成績を集計し、累計の出場試合数や得点数、リバウンド数などで上位の成績を残した選手を項目ごとにランキング化して紹介する。

 初回となる今回は出場試合数ランキングトップ10をピックアップ。ケガによる離脱も多いバスケットにおいて、ほとんど休むことなくチームに貢献し続ける“鉄人”たちを紹介する。

■1位 太田敦也 279試合

[写真]=B.LEAGUE


 1位に輝いたのは三遠ネオフェニックス一筋でプレーするベテラン・太田敦也。三遠は過去5年のレギュラーシーズンで280試合を戦っているが、太田はそのうち1試合を除くすべての試合に出場している。唯一欠場したのは2019年3月3日の栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)戦。前日の試合で足首を痛めたため登録外となったが、それでも翌週の試合では復帰を果たす鉄人ぶりを見せつけた。

■2位 藤井祐眞 278試合

[写真]=B.LEAGUE


 1試合差で惜しくも2位となったのが川崎ブレイブサンダース藤井祐眞。川崎は過去5年のレギュラーシーズンで279試合を行なっており、藤井も太田と同様に5シーズンで1試合しか欠場していない。藤井が欠場したのは2020年1月15日の三遠戦。インフルエンザにより、直前の天皇杯を含めて欠場を余儀なくされたが、22日の試合で復帰するとそこから7試合連続で2ケタ得点を記録するなど圧巻のパフォーマンスを披露した。

■3位 水戸健史 277試合

[写真]=B.LEAGUE


 地元のクラブでもある富山グラウジーズで長年プレーする水戸健史は、281試合中277試合出場とわずか4試合の欠場で3位につけた。欠場したのは2016-17シーズンと2017-18シーズンに2試合ずつで、以降のシーズンはレギュラーシーズン全試合に出場している。すでに契約継続も発表されており、今シーズンもいぶし銀の活躍でチームを支え続けるだろう。

■4位タイ ニック・ファジーカス 273試合

[写真]=B.LEAGUE


 273試合出場で4位タイとなったのが川崎のニック・ファジーカス。そのうち263試合に先発として出場しており、得点数やリバウンド数でもリーグトップクラスの活躍を見せ続けている。現在36歳と大ベテランの域に差し掛かっているが、昨シーズンは3年ぶりにベスト5に選出されているだけに、まだまだリーグをけん引する活躍ぶりを見せてくれそうだ。

■4位タイ 岸本隆一 273試合

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 同じく273試合に出場して4位タイとなったのが琉球ゴールデンキングス岸本隆一。地元・沖縄でプレーを続ける岸本は2020年4月に指定難病である潰瘍性大腸炎と診断されながらも、翌2020-21シーズンは全試合に出場。病気を発表した当時話した「僕自身がプレーをすることによって、今までより多くの方に夢や希望、生きていく上での活力を与える存在になっていけたら」という自身の言葉をコートで体現している。

■PICK UP ジョシュ・ハレルソン 269試合

[写真]=B.LEAGUE


 大阪エヴェッササンロッカーズ渋谷でプレーしてきたジョシュ・ハレルソンは、外国籍選手としてはトップの269試合出場。全体でも13位タイとなる成績を残した。なお、同じ269試合出場の選手には、今シーズンから再びチームメートとなるベンドラメ礼生の名前が並んでいる。

■B1リーグ 通算出場試合数 トップ10
1位:太田敦也三遠ネオフェニックス) 279試合
2位:藤井祐眞川崎ブレイブサンダース) 278試合
3位:水戸健史富山グラウジーズ) 277試合
4位:ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース) 273試合
4位:岸本隆一琉球ゴールデンキングス) 273試合
6位:安藤誓哉島根スサノオマジック) 272試合
7位:狩野祐介名古屋ダイヤモンドドルフィンズ) 272試合
8位:桜井良太レバンガ北海道) 271試合
8位:宇都直輝富山グラウジーズ) 271試合
10位:野本建吾群馬クレインサンダーズ) 270試合
10位:ライアン・ロシターアルバルク東京) 270試合
10位;野口大介長崎ヴェルカ) 270試合

■通算出場試合数 外国籍選手トップ10
※()内は日本国籍選手を含めた場合の順位
1位(13位):ジョシュ・ハレルソンサンロッカーズ渋谷) 269試合
2位(21位):ダバンテ・ガードナーシーホース三河) 267試合
2位(49位):ジュリアン・マブンガ富山グラウジーズ) 247試合
3位(65位):ジェフ・ギブス長崎ヴェルカ) 234試合
5位(94位):レオ・ライオンズアルティーリ千葉) 203試合
6位(101位):ジャスティン・バーレル仙台89ERS) 197試合
7位(107位):アレックス・カークアルバルク東京) 192試合
8位(117位):ラモント・ハミルトン(元新潟アルビレックスBBほか) 179試合
9位(120位):アイザック・バッツ越谷アルファーズ) 177試合
10位(126位):ヒルトン・アームストロング(元名古屋ダイヤモンドドルフィンズほか) 171試合

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