2022.02.03

【茨城vs富山】天皇杯では富山に軍配、茨城はスミスとマブンガを抑えて今年初のホーム戦勝利へ

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

茨城ロボッツ vs 富山グラウジーズ(@アダストリアみとアリーナ)
第1戦:2月5日14時5分 第2戦:2月6日14時5分

 1月29日、30日に行われた第19節、茨城ロボッツは新潟アルビレックスBBとの競り合いをものにできずアウェーで2連敗。結果的にここまで26敗中だった相手に待望の勝利を許す形となった。

 第1戦ではエリック・ジェイコブセンを筆頭に4選手が2ケタ得点をマークしたが、試合終了残り20秒にロスコ・アレンに逆転の3ポイントシュートを浴びて3点差で敗戦。続く第2戦では第3クォーターで16-27と引き離されてしまい、79-87で敗れた。

 茨城は今節行われるホームゲームが終われば、約1カ月間アダストリアみとアリーナでの試合がない。本拠地での勝利は昨年12月12日を最後に遠ざかっているだけに、ファンのためにも今回の富山グラウジーズ戦で白星をつかみ取りたい。

 富山は前節、ホームで島根スサノオマジックに16点差で敗れて3試合ぶりの黒星。この試合ではリバウンドで14本の差をつけたが、主軸を担うジュリアン・マブンガが5つ、ジョシュア・スミスが4つのミスを犯してしまい合計21個のターンオーバーを数えた。今節相まみえる茨城は、11月の天皇杯3次ラウンドで勝利している相手。その際は94-87のハイスコアゲームを制しており、今回も持ち味の攻撃力を発揮するにはターンオーバー数の減少がカギとなる。

 対する茨城としては、マブンガとスミスを抑えることが勝利への条件となるだろう。マークが予想されるチェハーレス・タプスコットエリック・ジェイコブセンの体を張ったディフェンスで勝利を手繰り寄せたい。

文=小沼克年

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
脇真大 ※特別指定
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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