2023.05.21

勝負所で地力を発揮した琉球が2年連続のファイナル進出…河村勇輝が先発復帰も横浜BCは惜敗

2年連続のファイナル進出を決めた琉球[写真]=B.LEAGUE
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 5月21日、沖縄アリーナで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」セミファイナルが開催され、琉球ゴールデンキングス横浜ビー・コルセアーズとの第2戦に臨んだ。

 第1戦に86-70で勝利した琉球は、小野寺祥太の得点で先制すると、その後はジョシュ・ダンカン岸本隆一が3ポイントシュートをヒット。横浜BCのチャールズ・ジャクソンや、ステーティング5に復帰した河村勇輝に活躍されるも、小野寺の2本の長距離砲とアレン・ダーラムの連続得点で琉球が試合を優位に進める。しかし、第1クォーターを連続9失点で終え、22-25と逆転を許すことに。

 続く第2クォーター、序盤から横浜BCに点差を広げられる展開にとなるも、小野寺の3ポイントなどで琉球も追走する。終盤には河村に長距離砲を沈められるが、ダンカンが立て続けに7得点を奪い、39-41で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、ジャクソンと河村、デビン・オリバーの3人に得点を奪われ、なかなか横浜BCを捉えることができない。それでも、終盤にジャック・クーリーの得点で1点差とすると、牧隼利の3ポイントでついに逆転に成功。しかし、クォーター終了間際に同点とされ、63-63で最終クォーターへ。

CSで初のスターター出場となった河村[写真]=B.LEAGUE

 勝負の第4クォーター、開始から一進一退の攻防を繰り返す白熱の展開が続く。中盤にダンカンの得点で勝ち越した琉球は、今村佳太コー・フリッピンの得点でなんとかリードを保つ。粘る横浜BCを突き放すことはできないものの、琉球は岸本の3ポイントやクーリーのバスケットカウントで試合の主導権を離さず、最後は88-84で勝利を飾った。

 2年連続のファイナル進出を決めた琉球は、ダーラムが19得点6リバウンド、ダンカンが18得点、クーリーが14得点8リバウンド、小野寺が11得点、今村が9得点7アシストと活躍した。

 一方の横浜BCは、ジャクソンが26得点8リバウンド、河村が16得点8アシスト、オリバーが18得点7リバウンド、大庭岳輝が11得点を記録したものの、接戦に勝ち切ることができず、セミファイナル敗退を喫した。

■試合結果
琉球ゴールデンキングス 88-84 横浜ビー・コルセアーズ(@沖縄アリーナ)
琉 球|22|17|24|25|=88
横浜BC|25|16|22|21|=84

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