2023.05.21

完璧な試合運びで千葉Jが2シーズンぶりにファイナルの舞台へ…31点差でA東京を退ける

2シーズンぶりのファイナル進出を決めた千葉J[写真]=B.LEAGUE
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 5月21日、船橋アリーナで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」セミファイナルが開催され、千葉ジェッツアルバルク東京との第2戦に臨んだ。

 第1戦に89-66で勝利した千葉Jは、ギャビン・エドワーズのフリースローで先制するも、連続7失点でA東京にリードを許す。それでも、ヴィック・ローの連続得点や富樫勇樹の3ポイントシュートで逆転すると、終盤には西村文男小川麻斗、エドワーズ、クリストファー・スミスと立て続けに4本の長距離砲が決まり、27-16で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、開始から原修太ジョン・ムーニーの3ポイントが決まると、そのまま13-0のランを作ってリードを拡大。その後、吉井裕鷹小酒部泰暉安藤周人とA東京の3ポイントも決まるが、強固なディフェンス力を発揮した千葉Jが、50-29で試合を折り返した。

 後半開始早々に原がバスケットカウントのレイアップをねじ込む。さらに、ローや西村の3ポイントが決まると、ムーニーが得点をけん引し、72-46と第3クォーターでもリードを広げた。第4クォーターでも攻撃の手を緩めない千葉Jは、序盤にムーニーとローが立て続けにアウトサイドシュートをヒット。さらに、最後まで強度の高いディフェンスを保ち、93-62で千葉Jが勝利を飾った。

ケガ人が続出したシーズンだったが、A東京はセミファイナルまでコマを進めた[写真]=B.LEAGUE

 2シーズンぶりのファイナル進出を決めた千葉Jは、ムーニーが19得点8リバウンド、エドワーズが19得点5リバウンド、ローが14得点9リバウンド、スミスが10得点、富樫が7得点8アシストをマークした。

 一方のA東京は、アレックス・カークが14得点8リバウンド、小酒部が12得点、安藤が11得点を挙げたが、2試合連続で大差をつけられ、セミファイナル敗退を喫した。

■試合結果
千葉ジェッツ 93-62 アルバルク東京(@船橋アリーナ)
千葉J|27|23|22|21|=93
A東京|16|13|17|16|=62

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