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コミッショナー、NBAヨーロッパ構想について「非常に順調」…選手の出資是非も議論

NBAヨーロッパ構想が着実に進行中(写真は1月のベルリンゲーム)[写真] = Getty Images
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 NBAコミッショナーのアダム・シルバーが、NBAと国際バスケットボール連盟(FIBA)が共同で進めている「NBAヨーロッパ」構想について最新状況を明かした。NBAファイナル開幕前に恒例で行われた記者会見で、リーグ発足に向けた準備が順調に進んでいると説明している。

「計画は非常に順調に進んでいます。私たちは2027-28シーズンにヨーロッパでリーグを開幕させることを目標としており、その予定どおりに進んでいます」

 シルバーによると、参加を希望するフランチャイズからの最終入札の締め切りは6月末。新リーグ構想には大きな関心が集まっているという。

「このプロジェクトの可能性に大きな期待を抱いており、FIBAとも緊密に連携しています」

 また、NBAの副コミッショナー兼COO(最高執行責任者)のマーク・テイタム氏も、6月2日に行われたオンライン記者会見で本件について言及。計画が順調に進んでいることに加え、「ヨーロッパのバスケットボール界に対して、歴史上類を見ない規模の投資を行う」と力強く宣言した。

 今年1月には、ヨーロッパ最高峰リーグの「ユーロリーグ」が、“NBAがユーロリーグに長期コミットしているクラブと『NBAヨーロッパ』に関する協議を進めた場合、法的措置を取る可能性がある”ことを正式に通達。これについてテイタムは、「交渉は継続中だが、仮に合意に至らなかったとしても、新たなパートナーや投資家とともにリーグ設立へ向けて計画を進める」といった趣旨のコメントを残している。

 また、リーグは現役NBA選手によるNBAヨーロッパのフランチャイズへの出資を認めるかどうかについても検討を進めているという。

 現地メディア『Gazzetta dello Sport』によると、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)は、元ダラス・マーベリックスGM(ゼネラルマネージャー)のドニー・ネルソンが率いる投資グループの一員として、ローマを本拠地とするクラブチーム「ヴァノリ・クレモナ」のオーナーグループに加わった。

 同メディアによると、同クラブは「NBAヨーロッパ」への参戦に関心を示しているという。一方で、現行ルールでは現役NBA選手がリーグ所属チームのオーナーグループへ加わることは禁止されている。シルバーは本件について、ドンチッチ側と「NBAヨーロッパ」に関する協議を行ったことを認めたものの、選手による出資を認めるかどうかについては、まだ結論に至っていないと説明した。

 NBAヨーロッパは、NBAの欧州市場拡大戦略の柱として大きな注目を集めている。参加クラブの選定に加え、ユーロリーグとの関係性や選手による投資ルールの整備など、リーグ発足に向けた議論は今後さらに本格化していきそうだ。

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