2026.04.17
ロサンゼルス・レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)が、来シーズンに向けて改善すべきポイントについて語った。シーズン終了会見の内容を、現地メディア『LakersNation.com』が取り上げている。
「ディフェンス面では、チーム全体としてもっと良いシーズンを送る必要がある。改善の兆しはあったと思う。また、何度も言っていることだけど、守備を向上できたのはコーチングスタッフのおかげでもある。(アシスタントコーチの)ボブ・ベイヤーやグレッグ・ジーンは、映像分析やウォークスルーで素晴らしい仕事をしてくれた」
ディフェンス面の向上について一定の成果を認めつつも、改善の必要性を主張したレディック。一方で、過密日程の中でチーム力を高めていく難しさについても言及した。
「2日以上の休みがない状態で48試合を連続して戦い、練習時間も確保できないという状況は異常だった。その中でチームを成長させようとするのは、本当に難しい。でも、チームのみんなは素晴らしい仕事をしてくれた。それでも、僕たちはもっと良いディフェンスをしなければならない。選手構成について話すより前に、まずはスタッフ全員で“何が良くて、何が足りなかったのか”を見極め、改善策を探していくべきなんだ」
レディックは続けて、シーズン中に加入し、プレーオフでも存在感を発揮したルーク・ケナードについて言及。オフェンス面の方向性についても考えを明かした。
「ルーク・ケナードは良い例だと思う。彼はドリブル、パス、シュートをすべてこなせる選手だ。ケガの影響もあって、そういったタイプの選手が十分にいない時間帯があった。僕たちは“ドリブル、パス、シュート”をもっと高いレベルでできるチームにならなければいけない。シンプルに聞こえるかもしれないけど、それが現実だと思う」
現在カンファレンス決勝を戦っているオクラホマシティ・サンダーやサンアントニオ・スパーズのような強豪と渡り合うためには、レイカーズにも大規模な補強が必要と見られている。全盛期にあるルカ・ドンチッチというスーパースターを擁することは大きな強みであり、今オフはドンチッチを軸に本格的なロスター構築を進める重要な期間となりそうだ。レディック自身も、現状の戦力では優勝に届かないことを率直に認めている。
「もし優勝を目指すなら……改めて言うけど、この組織は本気で優勝を目指している。僕も、(フロント陣の)ロブ・ペリンカやジーニー・バス、マーク・ウォルターも、みんな優勝したいと思っている。だからこそ、自分たちの現在地を現実的に見つめなければいけない。そして今の僕たちは、まだ十分ではない。現体制を維持する部分もあるだろうし、そうでない部分もある。それを、この先2カ月で決めるんだ」
ドンチッチ体制の本格始動を迎えるレイカーズは、このオフにどのような補強と改革を進めるのか。レディックの発言からは、“優勝争いへの再挑戦”へ向けた強い危機感と覚悟がうかがえた。
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