1時間前

広島が寺嶋良や伊藤達哉ら、9選手と契約継続を発表…岡崎GM「戦術カルチャーの成熟を目指す」

広島は9選手との契約継続を発表した[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 5月22日、B1西地区の広島ドラゴンフライズは、一挙9選手との2026-27シーズンにおける選手契約継続を発表した。

 選手契約継続は発表されたのは、寺嶋良伊藤達哉ロバーツケイン上澤俊喜渡部琉山崎稜晴山ケビン三谷桂司朗佐藤涼成の9名。佐藤以外の8名は複数年の契約期間内となり、佐藤とは来シーズン以降の複数年契約に合意した。

 今回発表されたチーム編成について、広島の岡崎修司ゼネラルマネージャーは「リーグの市場動向として多くのクラブ・選手がBプレミア初年度を見据えた編成・契約を進めている環境下において、クラブとしては、さまざまな補強の可能性について検討と調査をしてきましたが、結論としては難しい状況にあることがわかりました。そのため、我々は計算ができるロスターの維持を戦略に置くことにいたしました」と、すでに契約継続が発表されている朝山正悟ヘッドコーチのもとで、『戦術カルチャーの成熟』を目指すと、クラブ公式サイトを通じて説明した。

 東京都出身で現在28歳の寺嶋は、175センチ77キロのポイントガード。東海大学を経て京都ハンナリーズで2シーズン過ごしたのち、広島に加入した。広島に在籍して5年目の今シーズンはB1リーグ戦で26試合に出場し、平均18分51秒の出場で1試合平均6.0得点、2.0リバウンド、2.5アシストを記録したていたが、チャンピオンシップを目前にしてケガで離脱し、悔しい結果となった。

 千葉県出身で現在30歳の伊藤は、173センチ72キロのポイントガード。洛南高校、東海大学を経て、Bリーグ初年度の2016-17シーズンに京都でプロキャリアを始めた。2019-20シーズンから大阪エヴェッサ名古屋ダイヤモンドドルフィンズでもプレーし、2024-25シーズンには琉球ゴールデンキングスへ移籍し、Bリーグファイナルの舞台も経験した。そして、今シーズン開幕前に広島に加入。44試合に出場し1試合平均3.3得点、1.9リバウンド、3.0アシスト、0.8スティールの記録を残した。

 神奈川県出身で現在23歳のロバーツは、187センチ81キロのポイントガード兼シューティングガード。サンタマルガリータ・カトリック高校を経て、2020-21シーズンに特別指定選手としてアースフレンズ東京Zへ加入し、Bリーグでのキャリアを始めた。その後、NCAAディビジョン1のストーニーブルック大学へ進学して2シーズンプレー。そして、2023-24シーズンに広島に加入し、プロとしてのキャリアを本格的にスタートさせた。所属3年目となった今シーズンは、B1リーグ戦で45試合に出場し1試合平均3.3得点、0.8リバウンド、0.5アシストを記録した。

 富山県出身で現在27歳の上澤は、176センチ77キロのポイントガード。中部大学第一高校から日本大学を経て、大学4年時の2020-21シーズンに特別指定選手として富山グラウジーズへ加入。翌シーズンまで地元の富山でプレーし、2022年6月に広島へ移籍。2023-24シーズンには要所で3ポイントシュートを決める活躍を見せ、クラブ史上初となるBリーグ制覇の栄冠に大きく貢献した。在籍4シーズン目の今シーズンはB1リーグ戦で57試合に出場し、1試合平均3.1得点、0.9リバウンド、1.3アシストをマークした。

 埼玉県出身で現在25歳の渡部は、193センチ92キロのスモールフォワード。正智深谷高校から中央大学を経て、大学在学中の2020-21シーズンに特別指定選手として秋田ノーザンハピネッツへ加入。2021-22シーズンには広島で特別指定選手としてプレーしたのち、翌シーズンに仙台89ERSで本格的なプロキャリアをスタート。そして、2024-25シーズンに3シーズンぶりとなる広島への復帰を果たした。今シーズンはB1リーグ戦で12試合に出場し、4.8得点、0.6リバウンド、0.9アシストを記録した。

 埼玉県出身で現在33歳の山崎は、183センチ80キロのシューティングガード。昌平高校卒業後、「スラムダンク奨学金」の第4期生としてアメリカへ留学し、タコマ・コミュニティ大学などを経て、bjリーグ時代の埼玉ブロンコスでプロキャリアを始めた。Bリーグ開幕以降は富山や栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、群馬クレインサンダーズを渡り歩き、2023-24シーズンに広島へ加入。同シーズンのチャンピオンシップでは高確率で3ポイントシュートを沈め、クラブ史上初のBリーグ制覇に大きく貢献するとともにチャンピオンシップMVPの栄冠に輝いた。今シーズンはB1リーグ戦全60試合に出場し、1試合平均3.4得点、1.0リバウンド、0.6アシストをマークした。

 岩手県出身で現在33歳の晴山は、191センチ90キロのスモールフォワード。東海大学を経て、Bリーグ前身のNBL・東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)でキャリアをスタートさせた。Bリーグ開幕以降は京都、千葉ジェッツ滋賀レイクス、富山、島根スサノオマジックと多くのクラブを渡り歩き、今シーズン開幕前に広島へ加入。B1リーグ戦51試合に出場し、1試合平均2.6得点、1.5リバウンド、0.5アシストをマークした。

 地元広島県出身で現在24歳の三谷は、192センチ97キロのスモールフォワード。県立広島皆実高校時代に特別指定選手として広島でBリーグデビューを果たし、進学した筑波大学でもキャプテンとしてインカレ3位へ導くなど世代屈指のウイングとして活躍した。大学在学中の2023-24シーズンに広島とプロ契約を結ぶと、同シーズンのクラブ史上初となるBリーグ制覇を経験した。今シーズンには、B1リーグ戦で55試合に出場し、キャリアハイとなる1試合平均8.0得点、2.9リバウンド、0.9アシストをマークした。

 岩手県出身で現在22歳の佐藤は、175センチ86キロのポイントガード。福岡第一高校を経て進学した白鷗大学では、インカレ優勝を経験するなど世代最高峰の司令塔として活躍した。大学3年時の2024-25シーズンに特別指定選手として横浜ビー・コルセアーズに加入し、Bリーグでのキャリアをスタート。そして大学4年時の2025年9月、プロとして挑戦するために大学を中途退学して広島と契約を結んだ。ルーキーとして挑んだ今シーズンには、B1リーグ戦25試合に出場し1試合平均6.1得点、2.0リバウンド、2.7アシスト、0.6スティールの記録を残した。

 今回の発表に際し9選手は、クラブ公式サイトを通じてそれぞれコメントを寄せた。

寺嶋良
「2026-27シーズンも広島でプレーできることをうれしく思っています。今シーズンはケガからの復帰、そしてケガによる離脱で悔しいシーズンとなりましたが、新たなシーズンではケガに打ち勝ちチームの勝利に貢献できるように頑張っていきます。引き続きたくさんのご声援よろしくお願いします」

伊藤達哉
「広島の一員としてプレーできること、大変うれしく思います。2025-26シーズンは望んだ結果で終えることができず、悔いの残るシーズンとなりました。来シーズンは『Bプレミア』となり、今まで以上に競争の激しいシーズンになると思います。そのなかで、初年度のチャンピオンとなれるよう、個人、そしてチームとしてさらに成長し、広島を背負って最後まで戦い抜きます!来シーズンも沢山のご声援宜しくお願いします。次は広島グリーンアリーナでお会いしましょう!!」

ロバーツケイン
「この3シーズン、いつも素晴らしい応援をありがとうございました。広島での4シーズン目を迎えられることをうれしく思いますし、チームの目標を達成するためにも来シーズンは盛り上がるようなプレーをもっと見せていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします」

上澤俊喜
「いつもたくさんのご声援ありがとうございます。ここ2シーズンの悔しさを来シーズンでしっかりと結果に出したいと思います。皆さんとともに戦い、ドラゴンフライズというクラブの価値を高めていきたいと思います。しっかりと準備して臨みますので引き続き応援よろしくお願いします」

渡部琉
「来シーズンも広島でプレーすることになりました。今シーズン2度の手術をし、自分としては初めての経験で難しいシーズンでした。悔しい気持ちでいっぱいでしたが、この経験を糧にさらに成長した姿でコートに戻ってきたいと思います。来シーズンは日頃応援いただいている皆さんにとって、なにかひとつでも来てよかったと思っていただけるようコートで表現できたらと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いします!」

山崎稜
「在籍4年目となる来シーズン、Bプレミア初年度を広島で迎えられることをとてもうれしく思います。皆さんとともに優勝を目指して頑張りますので、引き続きご声援よろしくお願いいたします」

晴山ケビン
「今シーズンも応援ありがとうございました。来シーズンは自分にとって勝負の年です。何が何でも結果にこだわって、自分の成績はもちろん、チームの勝利に貢献できるよう全力で戦います。来シーズンも熱い応援よろしくお願いします」

三谷桂司朗
「2026-27シーズンも、広島でプレーさせていただくことになりました。いつも熱い応援をしてくださるファン・ブースターの皆さま、そして支えてくださるスポンサーの皆さまに感謝しています。今まで以上に責任と覚悟を持って、チームの勝利のために全力で戦います。広島をさらに盛り上げられるよう、自分自身も成長し続けます。応援よろしくお願いいたします」

佐藤涼成
「2026-27シーズンも広島でプレーさせていただくことになりました。今シーズンの悔しさと経験を活かし新しくなる『Bプレミア』という舞台でチームに大きく貢献できるように全力でプレーしていきたいと思います!ご声援よろしくお願いします!」

上澤 俊喜の関連記事

広島ドラゴンフライズの関連記事

Bリーグの関連記事