2025.03.10

EASL優勝で広島は国内リーグ逆襲ムード…上澤俊喜「右肩上がりでチームを作っていければ」

トロフィーを手に寺嶋良と記念撮影する上澤俊喜[写真]=EASL
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 3月9日、広島ドラゴンフライズ東アジアスーパーリーグEASL)2024-25シーズン決勝で、桃園パウイアンパイロッツ(台湾)に72-68で勝利。主力の外国籍選手のみならず、要所で若手選手たちが躍動し、ラストプレーまでもつれた大激戦を制した。

 チームキャプテンをつとめる上澤俊喜はベンチから途中出場し、14分38秒のプレータイムで8得点2リバウンド1アシスト1ブロックをマーク。互いに一歩も譲らない緊迫した展開のなか、勝負の第4クォーター立ち上がりに3ポイントシュートを決めるなど、タイトル獲得に貢献するプレーを披露。悲願の優勝を果たした直後には「昨シーズンも優勝できて、こういう気持ちを味わいましたけど何回味わってもいい」と喜びを噛み締めた。

 Bリーグでは現在西地区5位ということもあり、キャプテンとしては「苦しい状況だったので、もやもやしていたというか、チームを勝たせるためにということを常に考えているので。そこでひとつEASLのタイトルをとれたことは素直にうれしいですね」ともコメント。シャンパンを浴びた祝勝会では「Bリーグの強さを証明できたと思います。タフスケジュールのなか、スタメン、ベンチメンバー、スタッフも含め全員で勝ち取った優勝だと思います」と、昨シーズンの千葉ジェッツに続くBリーグ勢の連覇に胸を張った。

 歓喜の優勝から一夜明けた翌7日には帰国し、中2日でB1第24節のアウェーゲーム(茨城ロボッツ戦)が待っている。リーグ戦の残り20試合へ向けて、上澤は「負けられない試合が続くので、このいい雰囲気をさらに良くしていきながら、全勝するつもりで、右肩上がりでチームを作っていければと思います」と前を向いた。

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