2025.03.09

広島が大激戦を制しEASL初優勝…昨季に続きBリーグ勢が2連覇達成

決勝でも広島をけん引したドウェイン・エバンス[写真]=EASL
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 3月9日、東アジアスーパーリーグEASL)2024-25シーズンの決勝がスタジオシティ・イベントセンター(マカオ)で開催され、Bリーグ王者として参戦していた広島ドラゴンフライズが72-68で桃園パウイアンパイロッツ(台湾)に勝利。クラブ史上初のEASL優勝を飾ると同時に、昨シーズンの千葉ジェッツに続くBリーグ勢2連覇を達成した。

 中村拓人の3ポイントで先手をとった広島は、エースのドウェイン・エバンスを中心に、ベンチスタートだった寺嶋良も加点。19-18で迎えた第2クォーターには、ケリー・ブラックシアー・ジュニアがインサイドで奮闘し、キャプテンの上澤俊喜も3ポイントで加勢し、6点リードで折り返した。

 第3クォーターは入りから攻守ともにバランスよく、開始3分ほどで13点差までリードを拡大。同終盤に0-13のランで一時逆転を許したものの、エバンスが再逆転へと導く3ポイント成功。勝負の第4クォーターは、一進一退の攻防のなか、“若いチーム”の象徴でもある中村、三谷桂司朗が果敢にアタック。4点リードの残り3分から逆転され窮地に追い込まれたが、残り25秒のりスタートでエバンスが再逆転のレイアップを成功。最後は粘りのディフェンスで泥臭く守り、残り10秒で投入された渡部琉がダメ押しのレイアップ。チーム一丸で勝ちきった。

 広島は18得点11リバウンド4アシスト3ブロックをマークしたエバンスがMVPを受賞。ブラックシアー・ジュニアが13得点15リバウンド、三谷も2桁10得点を挙げ、優勝に貢献した。

■試合結果
広島ドラゴンフライズ 72-68 桃園パウイアンパイロッツ
HDF|19|16|16|21|=72
TPP|18|11|20|19|=68

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