琉球との頂上決戦叶わず…広島・朝山HC「悔しかった」日本勢連覇へ今夜EASL決勝

EASL優勝に王手をかけた広島ドラゴンフライズ［写真］＝EASL

バスケットボールキング編集部

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　3月8日、東アジアスーパーリーグ（EASL）2024－25シーズンの試合前日練習が公開され、Bリーグ勢2連覇に王手をかけた広島ドラゴンフライズの朝山正悟ヘッドコーチがメディアの取材に応じた。

　今シーズンは日本から参戦した広島と琉球ゴールデンキングスが、ともにグループステージ1位でファイナルフォーに進出し、大会史上初となる日本勢同士の決勝も期待されていたが、琉球が台湾の桃園パウイアンパイロッツに敗戦。昨シーズンの千葉ジェッツに続くBリーグによる2連覇の夢は、広島に託されることになった。

　一足先に決勝進出を決めていた広島の朝山HCは、琉球が敗れた結果について問われると、「なんですかね。悔しかったですよね。自分たちとしては、Bリーグで（琉球に）3試合負けていますし、ここに来る直前もホームで悔しい負け方をしています。桶谷HCから『またファイナルでやろうね』と声をかけてもらって、それがモチベーションとなって自分としてもこの舞台に立っていますので…」と、率直な思いを吐露した。

　それでも「自分たちとしては今シーズン初タイトルがすぐそこまで来ているので、チャレンジャー精神を持ってやるだけです」ともコメント。Bリーグ勢として連覇がかかる頂上決戦へ向けて、「日本、Bリーグ代表として、その名に恥じないようにしっかりとしたプレーをコート上で体現したいと思います」と意気込んだ。

　対戦相手は、グループステージで対戦成績2戦2勝だった台湾の桃園パウイアンパイロッツ。今シーズン3度目の対戦となるが、「手の内はわかりきっていることかと思いますので、やりやすいところもやりづらいところもあると思います。しっかりと自分たちがやることにフォーカスして、波がある中でどれだけ我慢して自分たちのペースで運べるか、それが重要になってくると思います」と展望した。

　注目の決勝は今夜20時10分ティップオフ予定。試合の模様は『U-NEXT』でライブ配信される。