2025.03.09

EASL準決勝で不発も「悪いところを全部出しきったと…」広島・山崎稜が日本勢連覇へ意気込む

8日、EASL決勝の前日練習後に取材に応じた広島・山崎稜[写真]=バスケットボールキング
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 3月8日、東アジアスーパーリーグEASL)2024-25シーズンの公式練習がスタジオシティ・イベントセンター(マカオ)で公開され、初優勝に王手をかけた広島ドラゴンフライズ山崎稜がメディアの取材に応じた。

 山崎は前夜の準決勝・新北キングス戦に先発出場したものの、持ち味である3ポイントシュートを7本すべて失敗し無得点。出場中の得失点差を示すプラスマイナスもチームワーストの-2と、不本意なパフォーマンスだった。

 一夜明けて自身のプレーについて問われると、「評価のしようがない」と苦笑いを浮かべ、「シュートが入らなかったら僕がコートに立っている存在意義みたいなものはないですし、シュートを決めてナンボだと思っているので。昨日悪いところを全部出しきったと思っています」と振り返った。

 それでも、試合中にはベンチからコートに立つ仲間へ向けて声を掛ける姿もあった。一発勝負のトーナメントということもあって“フォア・ザ・チーム”の姿勢を再確認したといい、「自分のプレーどうこうよりも勝つ、そこが何よりも大事なことなので。自分が昨日みたいにシュートが入らなくても、チームが勝てばそれでいいのでので。ブレずに強い信念を持って取り組んでいましたね」と頷いた。

 決勝の相手は、琉球ゴールデンキングスとの激戦を制した桃園パウイアンパイロッツ。グループステージで対戦した際には2戦2勝しており、これで今シーズン3度目の対戦となる。山崎は「琉球のぶんの仇をとってやろうじゃないですけど、日本勢の連覇がかかっているので、そこは絶対に成し遂げたいなと思っています」と、優勝への思いも口にした。

 EASLファイナルフォー最終日となる9日は、17時10分から琉球vs新北キングスの3位決定戦、20時10分から広島vs桃園の決勝がティップオフ予定。試合の模様は『U-NEXT』で独占配信される。

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