2025.03.08

マカオで日本ファン向けイベント…EASL王手の広島・浦社長「若さを十二分に発揮できれば」

3月8日に開催されたファンイベント「集え!EASL JAPAN」[写真]=バスケットボールキング
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 3月8日、東アジアスーパーリーグEASL)2024-25シーズンの王者を決めるファイナルフォーが開催されているスタジオシティ・イベントセンター(マカオ)にて、日本人ファン向けのトークイベントが開催された。

 今回のEASLファイナルフォーには、日本から300人以上のファンが来場しているといい、試合がない中日に、広島ドラゴンフライズの浦伸嘉社長と、琉球ゴールデンキングスの安永淳一ゼネラルマネージャーをゲストに迎えたトークイベントが実現。

 両クラブにとってEASLがどのような大会なのか、また参加したことで見えてきた日本バスケットボール界の現在地、日本全国で誕生している“夢のアリーナ”に関する話など、バスケットボール業界に切り込んだトークテーマもあった。

 クラブ全体で若手中心のチーム編成にシフトしているという広島の浦社長は、EASL初優勝がかかる決勝でも「若さを十二分に発揮できれば」と語りつつ、「昨日の雰囲気を見れば、すごく乗っていると思うので、それに期待して勝利を目指してもらいたいと思う反面、勝っても負けても応援されるようなクラブになることが重要なことだと思う。勝っても負けても皆さんに喜んでもらえるようにプレーすることが大事」と、あらためてクラブの姿勢を強調。

 また、前夜の準決勝で敗れ、3位決定戦にまわることになった琉球の安永GMは、「ロッカールームで(桶谷大)ヘッドコーチが選手たちに『大勢のファンの皆さんにマカオまで来ていただいている。こんなに応援していただいているのに、このまま帰るわけにはいかない』と厳しい声で言っていました。僕たちも持っている力をできる限り出し尽くしたいと思いますので、3位決定戦ですけど、楽しんでいただければ、応援していただければと思います」と、ファンに呼びかけた。

 EASLファイナルフォー最終日となる9日は、琉球vs新北キングスの3位決定戦が17時10分、広島vs桃園パウイアンパイロッツの決勝が20時10分ティップオフ予定。試合の模様は『U-NEXT』で独占配信される。

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