2025.03.07

マカオ遠征も広島&琉球は“ギャンブルなし”…Bリーグ勢連覇なるか、今夜EASL準決勝

EASLファイナルフォーの当日会見[写真]=バスケットボールキング
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 3月7日、東アジアスーパーリーグEASL)の王者を決めるファイナルフォーが、マカオのスタジオシティ・イベントセンターで開幕。Bリーグからは広島ドラゴンフライズ琉球ゴールデンキングスが勝ち上がり、両ヘッドコーチが当日会見に出席した。

 試合開催地となるマカオは、アメリカ・ラスベガスと並んで世界トップクラスのカジノの名所。試合会場となるアリーナから屋内徒歩1分足らずの距離にもカジノが併設されており、多くのギャンブラーたちが集う。

 当日会見で“ギャンブル的な采配”の有無について問われると、琉球の桶谷大HCは「僕はもうまったくギャンブルしない。オンラインカジノもしないので(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、采配について「なるべくリスクは負わないですけど、勝負がかかったときにはパーセンテージとかも考えて、少しでも勝てる要素があることをしたいなと思います」とコメント。今夜の準決勝・桃園パウイアンパイロッツ戦へ向けて、「今まで積み重ねてきた自分たちの強みを生かした戦いをしたいなと思います」と、堅実な試合運びを目指すことを強調した。

 一方、Bリーグ王者として参戦している広島の朝山正悟HCは、「現役時代はギャンブル好きでした(笑)。今は立場もありますので、まったくそういうことはない」と笑顔で告白。こちらも新北キングス戦へ向けて「何か特別なギャンブル的なもので対策をしていることはなく、自分たちができることをやって戦うだけかなと思います」と引き締めた。

 昨シーズンは千葉ジェッツが無敗優勝を飾り、Bリーグ勢の連覇も期待される注目のファイナルフォー。両チームが勝てば、9日の決勝で初の日本対決となる。

 注目の準決勝は、7日19時40分から広島vs新北、22時10分から琉球vs桃園がティップオフ予定。試合の模様は『U-NEXT』で独占配信される。

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