
2025.03.09
3月9日、Bリーグの前年王者として東アジアスーパーリーグ(EASL)に参戦していた広島ドラゴンフライズが、マカオで開催された決勝で桃園パウイアンパイロッツ(台湾)を下し初優勝。千葉ジェッツに続き、Bリーグ代表クラブによるEASL連覇を達成した。
朝山正悟ヘッドコーチは「ディフェンスゲームをしっかりできた」と40分間を通して選手たちが遂行力高く戦い抜いた点を評価しつつ、「若い選手たちがいるなかで日替わりでヒーローが出てきてれくれたこと、大会を通して成長してきてくれたことには本当に驚かされました」と、随所に光るプレーを披露した若手選手たちの活躍も称えた。
新北キングスと対戦した7日の準決勝では、24歳の渡部琉が3ポイントシュート4本の成功を含む日本人選手最多16得点を挙げる活躍を見せると、22歳のロバーツ ケインも10分の出場で5得点2スティールと機動力を発揮。決勝では24歳の誕生日を迎えたばかりの中村拓人が積極果敢なプレーで9得点4アシスト、23歳の三谷桂司朗も身体能力を生かしたパワフルなプレーで10得点3リバウンドを挙げ、最後は土壇場で投入された渡部が値千金のウィニングスティールでトドメを刺した。指揮官が口にした“日替わりヒーロー”という表現以上に、各選手がハイライトに出てくるような勢いを感じさせる戦いぶりだった。
EASLファイナルフォーで躍動できた要因について、今シーズンから広島に加入した渡部は、「チームの雰囲気がいいというのもありますし、アサさん(朝山HC)が『臆せずやってこい』と毎回言ってくれている。試合にも使ってもらえていますし、それがつながっているかなと思います」とコメント。負けたら終わりの“プレーオフモード”で、指揮官に背中を押された選手が自信を持ってシンプルに遂行する、そんなチームカラーが垣間見える。
スタッツ以上の存在感を放っていたドウェイン・エバンス[写真]=EASL
朝山HCのみならず、ともにEASLファイナルフォーを戦った琉球ゴールデンキングスの桶谷大HCも絶賛する大エースについては、広島の若手選手たちも絶大な信頼を置いている。エバンスのキャプテンシーについて、渡部に問いかけると「雰囲気でわかりますかね。背中じゃないですけど。ハドル組んだときにドウェインが喋ったりするので。最終盤の大事なところで『ドウェインが持っていたら大丈夫』じゃないですけど。ドウェインのオーラを感じますね」と、その存在感の大きさを表現した。
頼れる大黒柱の周囲を固める若手が、指揮官に背中を押され自信を持ってコートを駆け抜ける――。少なくともマカオでの2試合は、そんなチームに映った。
現在18勝22敗でB1西地区5位、ワイルドカード8位にいる広島は、残り20試合でどこまで巻き返すことができるのか。タイトルを勝ちとり、また一つ自信を深めた“若いチーム”の今後に注目だ。
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