2023.12.24

四日市メリノール学院が全国初勝利…前年王者の開志国際と2回戦で対戦へ/ウインターカップ2023

この試合最多の20得点を挙げた四日市メリノール学院の大薮空來[写真]=バスケットボールキング
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 12月24日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会2日目を迎え、東京体育館で行われた男子1回戦で四日市メリノール学院高校(三重県)と県立青洲高校(山梨県)が対戦した。

 一進一退の攻防となった一戦は、第1クォーター残り4分から連続得点を挙げた四日市メリノール学院の5点リードで最初の10分を終えると、その後は四日市メリノール学院が突き放しては、県立青洲も長距離砲を交えながら応戦。37-33の僅差で折り返した。

 第3クォーターには、初出場の県立青洲が10点差とされてから藤巻拓人の連続得点で1ポゼッション差まで詰め寄ったが、四日市メリノール学院の安達塞汗と宇都宮儀飛が流れを断ち切る連続得点。最終クォーターはリードする四日市メリノール学院が2桁点差をキープし、74-61で逃げ切った。

 2年連続2度目のウインターカップ出場となった四日市メリノール学院は、2年生の大薮空來がゲームハイの20得点を挙げ、待望の全国大会初白星。山梨県3位でウインターカップ初出場を果たした県立青洲は、キャプテンの相澤來ら3選手が2桁得点をマークしたが、リバウンド争いで劣勢となり、勝負どころで踏ん張れなかった。

 1回戦を突破した四日市メリノール学院の次戦は、25日に東京体育館・Oricoコートで行われる第6試合。前回王者のシード校・開志国際高校(新潟県)と対戦する。

ウインターカップ2023・男子1回戦
<東京体育館・Oricoコート>
四日市メリノール学院 74-61 県立青洲
メリ|18|19|19|18|=74
青洲|13|20|15|13|=61