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12月24日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会2日目を迎え、東京体育館で行われた男子1回戦で福岡第一高校(福岡県)と仙台大学附属明成高校(宮城県)が対戦した。
今大会屈指の好カードとして注目されていた一戦は、仙台大明成が開始5分で11点リードを奪う立ち上がりとなったが、福岡第一も第1クォーター残り3分をきってから連続得点で反撃開始。1点ビハインドの14-15として最初の10分を終えると、第1クォーター途中から勢いそのままに、第2クォーター残り4分まで18-0のランで逆転。強烈なプレスで主導権を奪った福岡第一は、このクォーターを「25-1」という衝撃的なスコアで締めくくり、39-16で試合を折り返した。
なんとか立て直したい仙台大明成は、第3クォーター残り6分にウィリアムス ショーン莉音がチームとして17分ぶりのフィールドゴールを沈めるなど反撃のきっかけを模索したものの、福岡第一を完全に崩すまでには至らず。最終第4クォーターには高確率で3ポイントを決め続け、最大28点差から9点差まで追い上げたが、最終スコア76-65で福岡第一に軍配が上がった。
激戦を制した福岡第一は、左足の骨折から復帰した崎濱秀斗が37分に出場し、13得点4リバウンド11アシストと全快ぶりをアピール。ゲームハイ25得点を挙げた世戸陸翔、12得点の山口瑛司、11得点のサー シェッハも含めた4選手が2桁得点をマークした。
敗れた仙台大明成は、ウィリアムスがチーム最多21得点。“3本柱”を形成する村忠俊は13得点、佐藤晴は14得点だった。
福岡第一の次戦は25日に東京体育館・Oricoコートで行われる第5試合。関西大学北陽高校(大阪府)を破った北陸学院高校(石川県)と対戦する。
■ウインターカップ2023・男子1回戦
<東京体育館・ZTEコート>
仙台大学附属明成 65-76 福岡第一
明成|15| 1|15|34|=65
第一|14|25|17|20|=76