2022.06.17
豊富な全国大会出場経験を持ち、“バスケットボールの強豪”と呼ばれる高校がいくつかある。才能豊かな中学生を迎え入れ、独自のメソッドやハイレベルな競争のなかで鍛え、磨き上げ、次のステップへと送り出す。プロの舞台では、そうした強豪校出身の選手が数多くプレーしている。
では、数ある強豪校はそれぞれどのような選手を輩出してきたのだろうか。本企画では現在B1、B2でプレーする各校のOB選手たちをピックアップして紹介する。今回取り上げるのは福岡第一高校(福岡県)。ハイクオリティなポイントガードを多数輩出してきた、全国屈指の名門校だ。
※IH=インターハイ WC=ウインターカップ
※ピックアップするのは記事掲載時点でB1・B2クラブに所属する選手
■2004年4月〜2007年3月在籍
遥天翼(茨城ロボッツ)
▼主な成績
IH:04年・ー|05年・ー|06年・ベスト16
WC:04年・ベスト8|05年・優勝|06年・県大会敗退
■2005年4月~2008年3月在籍
並里成(琉球ゴールデンキングス)
▼主な成績
IH:05年・ー|06年・ベスト16|07年・ベスト4
WC:05年・優勝|06年・県大会敗退|07年・準優勝
■2006年4月~2009年3月在籍
狩野祐介(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
▼主な成績
IH:06年・ベスト16|07年・ベスト16|08年・準優勝
WC:06年・県大会敗退|07年・準優勝|08年・準優勝
■2008年4月〜2011年3月在籍
古野拓巳(熊本ヴォルターズ)
▼主な成績
IH:08年・準優勝|09年・優勝|10年・ベスト8
WC:08年・準優勝|09年・準優勝|10年・準優勝
■2009年4月~2012年3月在籍
鵤誠司(宇都宮ブレックス)
▼主な成績
IH:09年・優勝|10年・ベスト8|11年・準優勝
WC:09年・準優勝|10年・準優勝|11年・2回戦敗退
■2010年4月~2013年3月在籍
渡辺竜之佑(サンロッカーズ渋谷)
▼主な成績
IH:10年・ベスト8|11年・準優勝|12年・ベスト8
WC:10年・準優勝|11年・2回戦敗退|12年・県大会敗退
■2012年4月~2015年3月在籍
秋山皓太(京都ハンナリーズ)
▼主な成績
IH:12年・ベスト8|13年・ベスト16|14年・1回戦敗退
WC:12年・県大会敗退|13年・県大会敗退|14年・2回戦敗退
■2014年4月~2017年3月在籍
重冨友希(ライジングゼファー福岡)
重冨周希(ライジングゼファー福岡)
▼主な成績
IH:14年・1回戦敗退|15年・ベスト8|16年・優勝
WC:14年・2回戦敗退|15年・県大会敗退|16年・優勝
■2015年4月~2018年3月在籍
井手拓実(広島ドラゴンフライズ)
松本礼太(琉球ゴールデンキングス/東海大学)
▼主な成績
IH:15年・ベスト8|16年・優勝|17年・ベスト4
WC:15年・県大会敗退|16年・優勝|17年・ベスト4
■2017年4月~2020年3月在籍
河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ/東海大学)
▼主な成績
IH:17年・ベスト4|18年・2回戦敗退|19年・優勝
WC:17年・ベスト4|18年・優勝|19年・優勝
上記が福岡第一高校出身のBリーガーとなる。2022年3月28日時点で、特別指定選手の松本礼太と河村勇輝を含めて12名がB1・B2のクラブに所属している。上述の通り、並里成や鵤誠司、河村勇輝など優秀な司令塔をこれまで多くプロの舞台に送り出してきた。
現在Bリーグでプレーする福岡第一出身の選手は、その多くが全国決勝戦の舞台を経験している。ただし、遥天翼や並里成らの世代はウインターカップ優勝を果たしているが、2007年から2010年にかけては4年連続でウインターカップ準優勝という悔しい過去があり、狩野祐介らはその経験者だ。
福岡第一の優勝を阻んだのは辻直人や比江島慎を擁した洛南高校、安藤誓哉らが在籍した明成高校(現:仙台大学附属明成高校)、そして藤永佳昭や野本建吾らがけん引した北陸高校と、いずれも強豪ぞろい。現在もトップで活躍する選手たちとの激闘に敗れ、福岡第一はあと一歩のところで冬の全国制覇を逃し続けた。
そんななか、久々に冬の頂点に立ったのが重冨友希と重冨周希のガードコンビを中心にチームがまとまった2016年。岡田侑大擁する東山高校との激戦を制し、11年ぶりの優勝を勝ち取った。その後は、河村勇輝らが2018年と2019年に2連覇を達成。当時のメンバーにはハーパージャンジュニアや小川麻斗など、すでに特別指定選手としてBリーグを経験している選手もおり、今後の台頭に期待がかかる。
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