
2024.12.26
33番が兄のソウ(聡)で、35番が弟のヨウ(耀)。まずはそこから覚えよう。
瓜二つの双子の宮本聡と耀(ともに2年)は、福岡第一高校(福岡県)の屋台骨となる2ガード。「2人とも身長が低いんですけど、その中でも2人でのディフェンスは誰よりも自信があります」と聡が言うように、ディフェンスでは無尽蔵のスタミナ、スピード、そして阿吽の呼吸でプレッシャーをかけ続けて相手の歯車を狂わせる。
司令塔としてゲームをコントロールする宮本聡 [写真]=伊藤大允
「どうしてもオフェンスが手詰まりになってしまうので、僕も3ポイントシュートやドライブで得点を取りにいけるようにしたいと思っています」(聡)
「ボール運びでミスを犯してはいけないので、自分ももっとプレーメイクできるようなガードにならなければいけないです」(耀)
外角からゴールを狙う宮本耀 [写真]=伊藤大允
「自分たちは2年生ですけど、コートに立てば学年は関係ないです。自分たちの得点とアシストが伸びればチームもいい方向に行きますし、福岡第一のガードを任せられられている以上、責任を持ってチームを勝たせなければといけない。ウインターカップではチームを勝たせられるガードになりたいです」(耀)
今年からスタメンの座を勝ち取った2人は、昨年よりも大きな期待を背負って2度目のウインターカップに挑む。チームを引っ張る自覚と責任を持ってコートに立ち、見据えるのは大会連覇のみだ。
文=小沼克年
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