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河村勇輝の“恩師”が渡米後の奮闘ぶり称える「相変わらず謙虚なLINEしか来ませんけど…」

福岡第一の井手口孝コーチとメンフィスで奮闘する河村勇輝[写真]=佐々木啓次 , Getty Images
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 11月17日、「U18日清食品トップリーグ バスケットボール競技大会 2024」に出場している福岡第一高校井手口孝コーチが、教え子である河村勇輝メンフィス・グリズリーズメンフィス・ハッスル)についてコメントした。

 今シーズン開幕直前にグリズリーズと2Way契約を結んだ河村は、NBA最小の172センチという身長が注目されるなか、NBA公式戦8試合に途中出場し、8得点2リバウンド6アシストをマーク。16日からグリズリーズ傘下のハッスルに合流すると、同日のGリーグデビュー戦では、スターターを任され7得点10アシストと、司令塔として上々のスタートをきった。

 ハッスルでのデビュー戦もチェック済みだという井手口コーチは、「まぁまぁ…Gリーグだったら“わがもの顔”でできるのかな。ひゅーって投げたり、走れよって感じでやれているから、持ち味を出せていると思います」と、海の向こうで躍動する教え子の姿に“納得”のコメント。

 ただ、グリズリーズ帯同中は、試合中ほとんどの時間をベンチで過ごすこととなり、井手口コーチは練習量の低下を懸念していたという。「アウェーに行ったら練習場所や練習時間も十分にもらえないだろうから。その辺はG(リーグ)もやって、上(NBA)も行って、1日2試合やるくらいのこともできるからね。むしろそういう使い方をしてもらったほうが良いと思います。普段の練習量からするとずっと少ないと思うのでね」と、より多くの経験を積める環境が河村にとってプラスになるとも話した。

 河村はチーム内での立場が変わったこともあり、Bリーグ在籍時代にはなかなか見られなかった表情やパフォーマンスも見せているが、「今までとは違うバスケットボールをやれているので、ワクワクしながらやれているんじゃないですか」と井手口コーチ。

「相変わらず謙虚なLINEしか来ませんけど…(笑)」と、度々やり取りしていることを明かしつつ、最後は「また今度(NBAに)上がった時にプレータイムをもらえれば。いいんじゃないんですか?上等でしょう。よく考えたら上等ですよね」と、ここまでの奮闘ぶりを称えた。

 河村が所属するハッスルの次戦は、日本時間19日6時30分開始予定の敵地でのテキサス・レジェンズ戦。試合の模様は「NBA Rakuten」でライブ配信される。

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