2024.10.30
ロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンは、11月16日(現地時間15日、日付は以下同)に行われたヒューストン・ロケッツ戦の第1クォーターに3本の3ポイントシュートを決めた。
クリッパーズはこの試合を104-125で落として3連敗。ハーデンは第2クォーター以降で3ポイントを沈めることはなかったものの、計21得点6リバウンド2アシストを記録し、ここまで13試合の出場で平均34.5分20.7得点8.0リバウンド8.3アシスト1.5スティールを残している。
そしてNBAキャリア16年目をプレーする35歳のガードは、レギュラーシーズン通算3ポイント成功数で2973本に達し、レイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか/2973本)と並び、NBA歴代2位タイに到達。
Ray Allen career threes: 2,973
James Harden career threes: 2,973 https://t.co/QSNhRd4uZV pic.twitter.com/IRZ09EYi7l— NBA (@NBA) November 16, 2024
かつて約9シーズン在籍し、MVPと3度の得点王、1度のアシスト王に輝いた古巣のロケッツ戦を前に、ハーデンは「あそこはキャリアの大部分を過ごした場所。彼らが俺に本物のチャンスを与えてくれた。たくさんの人たちがヒューストン時代のジェームズ・ハーデンを知ってくれている。だからすごく特別なんだ」と話していた。
18日のユタ・ジャズ戦で3ポイントを1本決めれば、ハーデンはアレンを抜いて歴代単独2位に浮上するのだが、16日に『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者へ「俺は自分がナンバー1だと考えている。ステフは入れてない」とも語っていた。
ステフとはもちろん、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーのこと。2009年のドラフト同期で、ハーデンはロケッツ時代にカリー率いるウォリアーズと4度も対戦したがいずれも敗退。そのうちカンファレンス・ファイナルでも2度激突し、2018年は3勝2敗で王手をかけたものの、第6戦から2連敗を喫して姿を消していた。
17日を終えた時点で、カリーはレギュラーシーズン通算3782本、プレーオフ通算618本でいずれもNBA歴代トップに君臨。ハーデンは3ポイント成功数で3度リーグトップに立ったことがあるとはいえ、レギュラーシーズンとプレーオフの合計成功数では4400本でトップを走るカリーに対し、ハーデンは歴代2位ながら3391本と、約1000本の差がある。
そのため、リーグ有数の実力者ハーデンから見ても、カリーは“別格”ということなのだろう。
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