2026.05.10
5月10日(現地時間9日)、WNBAの開幕戦が行われ、インディアナ・フィーバーは本拠地ゲインブリッジ・フィールドハウスでダラス・ウィングスと対戦した。
この日は、2025年WNBAドラフト1位指名のペイジ・ベッカーズ(ウィングス)と、2024年同1位指名のケイトリン・クラーク(フィーバー)による“ドラ1対決”に注目が集まった。なかでも、約10カ月ぶりにレギュラーシーズンのコートへ戻ってきたクラークの復帰が大きな話題となった。
クラークは2025シーズン、左大腿四頭筋や左右の鼠径部の負傷により長期離脱を余儀なくされ、わずか13試合の出場にとどまっていた。約10カ月ぶりのコート復帰となったこの日、クラークは試合開始前から大歓声を浴び、会場はスターの帰還を待ち望んでいたファンの熱気に包まれた。
試合は107-104でウィングスの勝利。クラークは20得点7アシスト5リバウンドを記録。3ポイントは9本中2本成功と本来の精度には届かなかったものの、後半には存在感を発揮した。試合後、クラークは自身のパフォーマンスについて、次のように振り返っている。
「序盤は少しスロースタートでした。初戦の緊張感もありましたが、全体的には良かったです。動きにもスピードを感じていました。あと数本シュートが決まっていれば、本当に良い試合になっていたと思いますし、チームを勝利に導けていたと思います」
冷静に試合を振り返りながらも、敗戦への悔しさをにじませたクラーク。試合中には2度にわたりメディカルスタッフのもとへ向かう場面があったが、ステファニー・ホワイトHC(ヘッドコーチ)は大きな問題ではないことを強調した。
「身体を維持するための一部です。若い頃は、身体の正しいメカニクスを学ばないことも多い。だからこそ、問題が起きて初めて表面化することがあります。これは彼女だけではありません。股関節や肋骨の位置がズレることもあり、その都度調整が必要になるんです。それもプロアスリートの一部です。問題があるなら、30分もプレーさせていません」
また、クラーク本人も「背中がすぐズレてしまうので、少し元の位置に戻してもらっただけです。それ以外は最高の状態です」とコメントし、コンディション面への不安を否定している。
さらに、この日のクラークはWNBAキャリア通算1000得点に到達。加えて、「1000得点・250リバウンド・250アシスト」を54試合で達成し、WNBA史上最速記録を樹立した。これまでダイアナ・トーラジ(元フェニックス・マーキュリー)が持つ62試合を8試合上回る記録となった。
第3クォーターにはロング3ポイントを沈めると、拳を振り上げながら大歓声に応えたクラーク。チームは黒星スタートとなったものの、スターの復帰と歴史的記録達成は、新シーズンのWNBA開幕を大いに盛り上げる一戦となった。
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