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12月25日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会3日目を迎え、東京体育館で行われた女子3回戦で札幌山の手高校(北海道)と県立足羽高校(福井)が対戦した。
第1クォーター序盤は札幌山の手が追いかける展開だったものの、終了間際に巻朋花と松口杏那の3連続3ポイントで20-18と逆転して最初の10分を終了。すると第2クォーターには髙橋優希が4本の3ポイントを沈めるなどオフェンスが活性化し、札幌山の手8点リードの44-36で折り返した。
しかし、第3クォーターに入ると一転、札幌山の手に攻撃のミスが続き、県立足羽も怒涛の連続得点で一時逆転。再び札幌山の手8点リードとなって迎えた第4クォーターでも、県立足羽の竹下りの、平野里奈が連続得点を挙げ76-76の同点とし、延長戦にもつれこんだ。それでも、オーバータイムに入ると、札幌山の手を支えてきた大山瑚南菜がチームを救う怒涛の5連続ポイント。最終盤に自力で上回った札幌山の手が最終スコア94-79で3回戦を突破した。
札幌山の手は大山がゲームハイの33得点11リバウンド4スティールの活躍を見せ、谷口憂花、巻、髙橋のスターター4選手が2桁得点をマーク。対する県立足羽は後半の猛追劇をけん引した竹下が21得点、平野が14得点を挙げたが、延長戦で力尽きた。
勝利した札幌山の手は、26日10時から東京体育館で行われる準々決勝で千葉経済大学附属高校(千葉県)と対戦。準優勝を果たした昨年に続くベスト4進出を目指す。
■ウインターカップ2023・女子3回戦
<東京体育館・ZTEコート>
札幌山の手 94-79 県立足羽
札山|20|24|17|15|18|=94
足羽|18|18|17|23| 3|=79