2023.12.27

藤枝明誠が2点差で前年王者・開志国際を下す…ロードプリンスが19得点32リバウンド/ウインターカップ2023

開志国際との接戦を制した藤枝明誠[写真]=伊藤大允
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 12月27日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会5日目を迎え、東京体育館で行われた男子準々決勝で藤枝明誠高校(静岡県)と開志国際高校(新潟県)が対戦した。

 立ち上がりは赤間賢人や大塚絢心が3ポイントを成功させ、藤枝明誠がリズムを掴む。第2クォーターに入ってからもボヌ ロードプリンス チノンソを中心に得点を重ね、39-32と藤枝明誠が7点リードで後半へ。

 第3クォーターも赤間が攻守で存在感を放ち、試合は藤枝明誠ペースで試合は進んでいく。それでも、終盤に平良宗龍の得点などで食らいつき、60-50と10点差で最終クォーターへ。

 最後の10分間も、開志国際は平良を中心に藤枝明成を追走。千保銀河や澤田竜馬の3ポイントなども決まり、試合時間残り2分36秒には逆転を果たす。その後は一進一退の攻防の中、赤間のフリースローで藤枝明誠が再び勝ち越し。これが決勝点となり、最終スコア76-74で藤枝明誠が準決勝へ駒を進めた。

 藤枝明誠は赤間が18得点、ロードプリンスが19得点32リバウンドをマーク。開志国際はネブフィ ケルビン シェミリーが29得点17リバウンド、平良が23得点を記録している。

 勝利した藤枝明誠は28日に行われる準決勝で福岡第一高校(福岡県)と対戦。試合は17時20分ティップオフ予定となっている。

■ウインターカップ2023・男子準々決勝
<東京体育館・カップヌードルコート>
開志国際 74-76 藤枝明誠
開志国際|12|20|18|24|=74
藤枝明誠|21|18|21|16|=76

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