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値千金の3ポイント沈めた崎濱秀斗[写真]=伊藤大允
12月27日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会5日目を迎え、東京体育館で行われた男子準々決勝で東山高校(京都府)と福岡第一高校(福岡県)が対戦した。
立ち上がりは東山が9-0のランを見せる展開。その後は立て直した福岡第一が同点まで追いつくも、第1クォーター終了間際に瀬川琉久のブザービーター3ポイントが決まり、16-13と東山の3点リードで第2クォーターへ。続く10分は東山のペースとなり、40-29と点差が開いてハーフタイムへ突入。
後半に入ると試合は互角の展開に。福岡第一は世戸陸翔を中心にスコアを重ねるも、東山も瀬川らの得点で追いつくことは許さず、58-48と点差に大きな動きはないまま第4クォーターへ。
最後の10分間、福岡第一は激しいディフェンスをきっかけに徐々に点差を詰めていく。すると試合時間残り25秒に崎濱秀斗がタフな3ポイントを沈め、土壇場で逆転に成功する。その後の東山のオフェンスも守り切り、最終スコア71-74で福岡第一が劇的な逆転勝利を収めた。
勝利した福岡第一は世戸が17得点、崎濱秀斗が16得点、八田滉仁が14得点、山口瑛司が13得点を挙げた。一方の東山は瀬川がチーム最多の32得点、佐藤友が15得点をマークするも準々決勝で涙を飲む結果となった。
■ウインターカップ2023・男子準々決勝
<東京体育館・カップヌードルコート>
福岡第一 74-71 東山
福岡第一|13|16|19|26|=74
東山 |16|24|18|13|=71