2024.01.19
12月26日(現地時間25日、日付は以下同)にカセヤ・センターで行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとマイアミ・ヒートによるクリスマスゲームは、ホームのヒートが最大21点差をつけて119-113で勝利を飾った。
シクサーズはジョエル・エンビード(足首捻挫)、ヒートではジミー・バトラー(ふくらはぎの張り)という大黒柱をそれぞれ欠いたほか、ヒートはジョシュ・リチャードソン(背中の不快感)、ヘイウッド・ハイスミス(体調不良)も欠場。さらには先発フォワードを務めたケイレブ・マーティンが足首捻挫のため後半欠場という事態。
それでも、新人フォワードのハイメ・ハケスJr.が驚異のフィールドゴール成功率73.3パーセント(11/15)を残していずれもキャリアハイとなる31得点10リバウンドに2スティールの大暴れ。
さらにバム・アデバヨが26得点15リバウンド5アシスト3ブロック、タイラー・ヒーローが22得点6リバウンド5アシスト、5本の長距離砲を沈めたダンカン・ロビンソンが16得点4リバウンド、カイル・ラウリーが12得点4アシスト2ブロック、ケビン・ラブが8得点10リバウンド5アシストと続いた。
そしてこの勝利によって、ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)はクリスマスゲームで9戦全勝をマーク。NBAの指揮官が休日に行われた試合で残した戦績としてNBA史上ベストの数字となった。
「非常に光栄なこと。当然のことだなんて思いたくはないね。本当に意味があることだ。クリスマスでプレーできるのは、我々がタイトルを狙うチームとして見られているからこそなんだ」(スポールストラHC)
昨シーズンにNBAファイナル進出を果たしたヒートは、過去4シーズンのうちファイナルへ2度、カンファレンス・ファイナルへ3度も勝ち上がっており、リーグ有数の強豪としての地位を確立している。
3連勝でイースタン・カンファレンス5位の18勝12敗としたヒートは、29日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦からアウェー5連戦へ臨むこととなる。
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