2023.12.01

ヒート同僚がバム・アデバヨの働きを称賛「今年の彼はオールNBAチーム入りすべき」

ヒートのアデバヨ(右)とリチャードソン(左)[写真]=Getty Images
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 今シーズンでキャリア7年目を迎えたマイアミ・ヒートバム・アデバヨは、ここまで15試合の出場でキャリアハイの平均23.3得点10.3リバウンドに4.0アシスト1.3スティール1.1スティール、フィールドゴール成功率52.9パーセントという好成績を残している。

 ヒートはこのアデバヨとジミー・バトラーを中心とした布陣で2020年、2023年にイースタン・カンファレンスを制すもNBAファイナルで敗退。球団史上4度目の優勝を飾るべく、今シーズンも戦っている。

 これまでオールスターに2度、オールディフェンシブセカンドチームに4度選ばれた実績を持つ206センチ115キロのビッグマンは、今シーズンに最優秀守備選手賞あるいはオールNBAチームに選ばれれば、オフに4年2億4500万ドル(約360億1500万円)というスーパーマックス契約を結ぶ資格を手にする。

 12月1日(現地時間11月30日、日付は以下同)のインディアナ・ペイサーズ戦。アデバヨは前半に腰を痛めたことでコートへ戻ることはなかったものの、30日に地元メディア『Miami Herald』へ公開された記事のなかで、チームメートのジョシュ・リチャードソンは「今年の彼はオールNBAチーム入りすべきだと思う。今シーズンの彼は、本当にものすごく多くの仕事をこなしてくれている」と称えていた。

 この日ヒートは142-132でペイサーズを下して連敗を3でストップ。11勝8敗でイースト6位へと順位を上げており、足首のケガから3試合ぶりに復帰したジミー・バトラーが36得点10リバウンド3アシストの活躍で勝利へ導いた。

 アデバヨのケガの状況は気になるところだが、この男が依然としてリーグ有数のディフェンダーであることに変わりはない。チームがリーグ上位の戦績を残している限り、アデバヨがスーパーマックス契約を勝ち取る可能性はあると言えるだろう。

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