2023.07.07

羽黒高3年・小川瑛次郎が世界レベルの同年代との激戦を回想「去年のU17W杯と比べると…」

世界との身体能力の差を感じた”飛び級組”の小川[写真]=fiba.com
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 7月4日、「FIBA U19ワールドカップ2023」を終えたU19男子日本代表が帰国。歴代最高の8位で大会を終えた選手たちが、日本バスケットボール協会(JBA)を通じてコメントを残した。

 現役高校生としてメンバー入りを果たした小川瑛次郎(羽黒高校)は、自身もロスターの一人として参加した「FIBA U17ワールドカップ2022」と比較して「今回の相手は一回りも二回りもサイズが大きかったです」とコメント。世界レベルの同年代の選手たちを前に、身体能力の差を感じていた。

 しかし、今回の大会では代表チームは直前にスペイン合宿を敢行。小川自身は「全然良くなかった」と後悔の残る出来だったようだが、「事前にその3試合を重ねたおかげで、みんながチームの約束を守ってプレーできるようになったことでチームワークも良くなり、このベスト8という結果につながったと思います」と、歴史的な結果の礎となったことを話した。

小川は昨年の「FIBA U17ワールドカップ2022」にも参加[写真]=fiba.com

 小川を含め、今回のU19日本代表には複数の高校生の選手がロスター入りしていた。“飛び級”で経験した世界との激戦を糧に、成長していく選手たちの今後に期待がかかる。

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